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勝利をめざし、されど必ずポイントを持ち帰るという最低線も見失わず。活動再開後初戦のFC岐阜、砂丘の国に待ち構えるガイナーレ鳥取に全力で挑む【J3第4節「ガイナーレ鳥取vs.FC岐阜」Preview】

 

 
 4月21日、FC岐阜はAxisバードスタジアムでJ3第4節に臨み、ガイナーレ鳥取と対戦する。キャプテンの甲斐健太郎にとっては、期限付き移籍で一年間所属した古巣。「一年間お世話になり、自分をいちばん成長させてくれた場所だと思う。鳥取のチーム、サポーター、スポンサーのみなさんに、自分がどういうプレーをお見せ出来るか、そしてチームとしても、どれだけ迫力を持って強さを出していけるか、そうしたプレーや言動が恩返しにつながっていく」と、高揚している。
 昨シーズンはJ3に降格、久しぶりに鳥取を訪れたが、まさかのコロナ禍で無観客試合となり、直接現地の人々にプレーを見せることが出来なかった。今年は自チームの活動停止で試合が延期に。ようやく、有観客の舞台に再訪出来る。平素から熱い彼が、さらに熱くなるのも無理はない。中止になった前回の試合前日である4月3日には、SNSを通じて遠征した岐阜のサポーターのために鳥取のおいしいものを厳選して紹介。鳥取と岐阜を想う気持ちのあらわれだった。
「ぼく自身感情の起伏が大きいほうなので、自ずと熱が入る。特別な相手です。準備もしっかりとしている──という試合が延期になって2週間前は悲しかったんですけど、それももう吹き飛びました。すぐ忘れるんで(笑)。いい状態で21日に臨めそうです」
 両チームを深く知る甲斐の心意気そのままに、気合の入ったフェアなゲームになることを祈りたい。
 
◆鳥取という難敵

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