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上位のメンタリティが浸透しないFC岐阜、平常心を保てず最下位の相手に今季初勝利を献上。様々な問題が噴出した敗戦で昇格争いから一歩後退【J3第9節「FC岐阜vs.Y.S.C.C.横浜」Match Review】

 

川西翔太のPKで先制。この1点を守る試合運びをしたかった。©Kaz Photography/FC GIFU


■明治安田生命J3リーグ第9節
5月30日(日)16:00キックオフ
岐阜メモリアルセンター長良川競技場(岐阜)/入場者3,016人
FC岐阜 1 – 2 Y.S.C.C.横浜
【得点者】川西翔太(64分)、神田夢実(YS横浜、70分)、菊谷篤資(YS横浜、90分+5)
【岐阜先発/3-1-4-1-1】GK:桐畑和繁/3CB(RtoL):藤谷匠、甲斐健太郎、三ッ田啓希/AC:本田拓也/WG(R):舩津徹也/2IH(RtoL):吉濱遼平、中島賢星/WG(L):橋本和/ST:川西翔太/CF:村田透馬<GK=ゴールキーパー、CB=センターバック、AC=アンカー、WG=ウイング、IH=インサイドハーフ、ST=セカンドトップ、CF=センターフォワード>
 
◆3バックに変えてきたYS横浜
 
 天皇杯の流通経済大学戦では3バックを採用する相手の両ワイドに対し、4-3-1-2のY.S.C.C.横浜はうまくプレッシャーをかけられなかった。その反省をもとに、中盤にアンカーを置く3バックへと布陣を変更。FC岐阜に対してミラーゲームを挑むかたちを採りつつポジショニングに工夫を凝らし、左右の外側の攻防で上回ることを志した。
 また岐阜の3バックの藤谷匠、三ッ田啓希が掴みにくい位置まで2トップの一角である柳雄太郎を落とし、ギャップをつくろうとした。

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