重要な東北遠征。逆転負けの反省を胸に刻み、4連勝の福島に挑む【J3第10節「福島ユナイテッドFCvs.FC岐阜」Preview】
最後のプレーで失点。1-2でY.S.C.C.横浜に敗れ、オフを過ごしたあとの週明け、最初のミーティングで安間貴義監督は甲斐健太郎にこう声をかけた。
「ここまでの立役者はキリ（桐畑和繁）と甲斐だと思う。しっかりとうしろを埋めていこう」
カターレ富山、ロアッソ熊本……ひと足先に試合を終えた他の上位チームが勝点3を獲っていることはわかっていた。引き分けだと勝点差が2開く。なんとかしなくてはというキャプテンとしての想いで最終ラインを空け、攻め上がった。そのことは安間監督も承知の上でこう諭した。
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