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シーズン前半最後の一戦は川崎との対決で覚醒した急上昇中の長野と。冷静に勝点を持ち帰るべく丁寧にゲームを進められるか【J3第13節「AC長野パルセイロ vs. FC岐阜」Preview】

 

前節の無失点でさらに評価を高めた桐畑和繁。


 現在、一年遅れで開催中のEURO2020を5バックのチームが席巻している。3バックと5バックを使い分けるFC岐阜はこのトレンドを先取りした格好だ。岐阜の場合、5-3-2のときに両翼の舩津徹也と橋本和が中に絞って疑似4-4-2になるなどの味付けもあるが、5レーンを埋めるということを考えると似たような合理性はあるのかもしれない。いずれにしても偶然の一致ではある。
 シーズン前半戦最後の試合で当たるAC長野パルセイロは、攻撃時は4-3-3、守備時は4-5-1。こちらも5レーンを埋める配置だ。攻め残りなどの遊びの要素があまりなく、基本的にはしっかり戻ってちゃんと構える。帰陣するスピード、ポジションのとり直しやスライドのマメさなど、ひたすら真面目にブロックを組むチームだと言える。ただ、その構えた状態だけの堅守のチームだと言うと間違いになる。

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