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本石捺、柔軟なレフティとして左エリアの覇者をめざす【Player’s Voice】

 
 宮崎キャンプは多くの選手に門戸が開かれていた。最初の練習試合、FC町田ゼルビア戦で大卒新人の本石捺が先発出場。選手全員が新しいシステムに不慣れな状況で、左のワイドを務めたレレウとのコンビネーションに苦慮しながらも3バックの左を守り、修正しつつゲームを進めていた。
 
 強度を重視するサッカーを掲げた2021シーズンのFC岐阜。安間貴義監督は右に藤谷匠、左に三ッ田啓希を配置、本石はレギュラー陣に挑戦する立場となって開幕を迎えた。公式戦の出場はなく、天皇杯予選のFC岐阜SECOND戦が唯一のベンチ入りとなった。
 
◆局面を動かしていけるディフェンダーに
 

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