課題に向き合ってきた成果を見せろ。勝利でタイムアップの笛を聴くべきホームゲーム【J3第21節「FC岐阜 vs. FC今治」Preview】
10月2日、FC岐阜は岐阜メモリアルセンター長良川競技場でJ3第21節に臨み、FC今治と対戦する。夏の中断期間が空けてからの5戦目となる。後期初戦の福島ユナイテッドFC戦ではコンディション不良の影響もあって大敗を喫し、夏に取り組んで来たボール支配率を上げるプランを一度傍らに置いて原点回帰。2戦目のY.S.C.C.横浜戦で蹴って走るやり方を徹底し勝利を収めたが、3戦目のガイナーレ鳥取戦では、誰が行って誰が埋めるかの役割分担が不徹底となり失点を重ねた。
チームづくりの進み方は、一歩進んで二歩下がる。これを二度繰り返した。ただ、課題を克服しようとはしている。前節の鹿児島ユナイテッドFC戦は選手同士の会話によるコミュニケーションを重視して役割分担の不足を補うとともに、ワイドを走らせる攻撃と高い位置でボールを奪っての攻撃を徹底、狙いとするかたちをさらに明確にした。0-1で敗れたものの、シュート数は7対15で上回った。
戦術面でも鹿児島に劣るところはなかった。タテパスのコースを切らないことで喫した1失点が悔やまれるが、試合全体を通しては鹿児島にボールを動かすサッカーをさせなかった。
◆前節は駆け引きで上回った岐阜、今節は……
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