新体制発足。刷新でJ2昇格を狙う【ニュース/無料公開】
◆山道チーム統括本部長と三浦監督の体制で2022シーズンへ
12月7日、FC岐阜は三浦俊也チーム統括本部長兼テクニカルダイレクターの退任とFC岐阜トップチーム監督就任、山道守彦前京都サンガF.C.強化部長のチーム統括本部長就任を発表した。
三浦監督はシーズン中から来季の編成に着手していて現有戦力と新戦力について既に把握している。強化部門を担う山道チーム統括本部長は浦和レッズでの経歴もあるが京都のJ1昇格に貢献したばかりであり、岐阜のJ2昇格に必要なチームの設計と新戦力の獲得に向けた手腕の発揮に期待がかかる。
Jクラブでの指導は2011シーズンのヴァンフォーレ甲府が最後となっている三浦監督だが2010年代は進境著しい東南アジア勢の一角であるベトナムの代表と国内リーグ1部のクラブで指揮を執りキャリアに大きな空白はなく、むしろ異国に適応した経験は長所。「Hello,everyone」で始まる英文の挨拶では「強みを活かすだけでなく戦略を立てて勝利に導くべく岐阜に前向きな変化をもたらすことを約束します」とコメント。海外経験で広がった視野、独自の視点を具体的にどう岐阜での指導に落とし込んでいくかが注目される。
9月のチーム統括本部長兼テクニカルダイレクター就任からチームの練習を見て安間貴義前監督とコミュニケーションをとってきた三浦監督の人事は異動に近く、現場としては継続性がありスムーズに新体制に移行出来る利点がある。
山道チーム統括本部長、三浦監督ともにJ2昇格を目標に掲げているが、これを一年で果たせるか。また、5レーンを前提とした3バックや3トップ系のフォーメーションが主流となりつつあるなかでそれらを選択するのか、あえて4-4-2のサッカーで臨むのか。J3での過去2シーズンの順位が6位に収束してきたことを思えば大胆な変革が必要であり、大型補強もそれだけでは昇格を保証しないのは明白。いくつかのアクシデントがあっても勝ち抜くことが出来るほどの強さを身につけるためにこの新体制が今後どのような方法論を提示するか、注視していきたい。
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