鳥取のサッカーに翻弄された岐阜。2週間のインターバルを用いて立て直しを【J3第19節Match Review】
2トップと両サイドハーフが、FC岐阜の選手間でボールが動く様子を見て、ひとりの選手にボールが収まりかけたところでプレッシャーをかけに行くガイナーレ鳥取。攻撃的な守備でラインを押し上げる強気のサッカーだ。失うものがない強みもあるのか、リスクを負って前に出てくる。
先制点は少し意外なかたちだった。自陣内に引いた岐阜のブロックの外に出るように鳥取のボランチふたりが引くと、センターバックと並ぶかたちでボールを保持する。動きを止めていた左サイドハーフの田村亮介が合図をして走り出すと、ぴったりと合うタイミングで新井泰貴が1本のタテパスを岐阜の右サイド背後のスペースに送る。これを田村が持ち込み、ゴール前の空間に送ったクロスは入ってきた髙尾流星の背後を通過、3人目として逆サイドから入ってきた石川大地が合わせてゴールイン。前半13分、岐阜の組織に一度も引っかかることなく、その外をえぐるようにしてゴールを決めた。
◆前後半ともウイークを衝かれる
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