勝てないチームとは思えない（濱田水輝）

2015年05月30日 15時42分　
カテゴリ： ★無料記事 • アビスパ's Voice

内容：練習後の共同囲み取材
日時：2015年5月28日（木）
場所：雁の巣球技場

◎濱田 水輝選手；
Q:讃岐戦は３失点。どこに問題がありましたか？
「前回の讃岐戦では、大事なところでの球際の弱さから失点してしまったので、そういう細かいところを、もう一度意識してやらないといけないというのがあります。1失点目に関しては人がいるのに競れていないという個人的な問題もありますし、チームとしても、ボールホルダーに対して、なんとなく寄せている場面がありました。2点目のミドルシュートも、その前のこぼれ球のところで、しっかりと行けるタイミングはあったと思いますし、ミドルシュートに対しても、なんとなく寄せている感じでした。そういう細かいところをもっと大事にしていかなければいけないですね」

Q:大宮の印象を教えて下さい。
「最近の試合は非常に安定感がありますね。それまでは、結果は出ていましたけれども抜け出されるシーンも結構あったので、隙もあるなと思っていたんですけれども、最近では後ろも安定してきていますし、攻撃面では、特にカルリーニョス選手が、キープ力があってタメも作れるし、起点にもなれる選手だと思います。でも今の一番は泉澤選手のドリブル突破だと思います」

Q:大宮の左サイドをいかに抑えるのか、ということが鍵になりそうです。
「そうですね、（泉澤）仁は結構仕掛けられるし、後ろから和田も上がってきますし、この前の岐阜戦でもありましたけれど、センタリングからのシュートは気をつけなければいけません。左サイドは、結構イケイケですから、一番、ケアしなければいけないところだと思います」

Q:クロスに飛び込んでくる播戸選手もいます。
「播戸選手の動き出しは、か
なり注意しなければいけないと思いますね。ただ、讃岐とは違って攻撃に人数をかけてきますし、さっきも言いましたけれども、和田選手も上がってきてセンタリングを上げてくるので、そのクリアボールを、僕たち後ろの選手がパスにつなげることが出来れば、うちのパターンである相手の裏を使っての攻撃が活きると思いますし、カウンターのチャンスも増えるはずです。しっかりと集中したいと思います」

Q:やはり、まずは守備から入るということになりますか？
「うちがいい時は、いい守備から入れていますし、磐田戦は少し崩されるシーンがありましたが、Ｃ大阪戦では、相手がボールを持った中でも、ばたつかずに後ろは落ち着いて守れていました。押されているように見えても、しっかりと整理された守備というものを心がけて落ち着いてやれば、やられるとは思えません。逆に、落ち着きがあれは攻撃にもつなげやすいとも思っています。お互いに声を掛け合いながら、距離感を意識して、厳しさを持ちながらも冷静にプレーすることを意識して臨みたいです」

Q:大宮はホームでは負けていません。
「確かに強いチームですが、完璧なチームではないと思いますし、勝てないチームだとも思わないので、何とか、相手のホームで初黒星を付けたいですね」