「football fukuoka」中倉一志

常にゴールを意識して(金森 健志)

150610_02

内容:練習後の共同囲み取材
日時:2015年6月9日(火)
場所:雁の巣球技場

◎金森 健志選手;
Q:今シーズンは怪我からのスタートでしたが、ここへ来て、コンディションが随分上がってきたように見えます。
「そうですね。コンディション自体は上がってきているので、あとは、さらに乗っていけるように、ゴールに絡むプレーをして、そして自分自身も点を取りたいですね。常に得点に絡んでいけるよう選手にならないといけないと思っているので、今までも、そして、これからも、ゴールは常に意識してやっていこうと思います」

Q:先発の回数も増えてきました。
「来年のオリンピックも視野に入れて戦っていますが、メンバーの大半はJ1の選手から選ばれると思いますし、J2の選手であれば、スタメンで試合に出ているということが五輪代表に選ばれるための絶対条件だと思っています。そして、常に試合に出続けて、点に絡むプレーを増やすことや、自分が得点を取ることで、存在感をアピールしていかなければいけない立場にいることも分かっているつもりです。とにかく、チームで結果を出すことが五輪出場の近道だと思うので、今は、1日、1日を大切に過ごしています」

Q:ウェリントン選手の獲得が発表になり、FWのポジション争いはさらに激しくなります。
「ウェリントン選手は、本当に素晴らしい選手だと思いますし、ウェリントン選手が加入することでチームが強くなれば、それはいいことだと思います。僕とは同じポジションで競争も激しくなりますが、それもチームにとってはいいことですし、1人、1人が危機感をもつてやれる状況は、チームにとっても、個人にとってもいい環境なので、ポジション争いに負けないようにするだけです。また、ウェリントン選手はしっかりとボールを収められる選手ですから、ウェリントン選手といいコンビネーションが出来れば、自分のドリブルも活きてくるはずです。いまチームは4位に付けていますが、そこに力のある選手が入ってくるのですから、しっかりとコンビネーションを合わせて、J1を目指したいです」

Q:今シーズンは1-0で勝ち切ることが多くなっています。去年と何が変わったのでしょうか?
「毎試合、厳しい試合が続きますが、しっかりと守って、しっかりと点を取って、結果として1-0で勝つというのはいいことだと思います。今は、それが自分たちのスタイルになりつつあるのを感じますね。でも、2点目、3点目と追加することが出来れば、もっと楽な戦い方が出来るので、FWとしては、今の流れを大事にしつつ、1-0にこだわらずに得点を狙っていきたいです」

【中倉一志=取材・文・写真】
« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ