「football fukuoka」中倉一志

我らが選ぶ2015シーズン後半戦MVP

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16日、アビスパ福岡後援会VOYAJ1支部の面々が、支部員の投票によって選出された2015シーズン後半戦MVP表彰のために雁の巣球技場を訪れた。後半戦のMVPに選出されたのは中村北斗。表彰状と記念のトロフィーを贈呈された中村北斗は「J1昇格プレーオフでのゴールがなかったらと思うと、ちょっとぞっとするけれども、帰って来た意味が、あのゴールで生まれたと思っている。良かったと思う」とコメント。加えて、新たなステージでの活躍を誓った。

ちなみに、今回の選出理由は以下の通り(表彰状の記載文)。
「貴殿は後半戦、出場機会を増やし、右サイドを完全に支配。最終盤には効果的に攻撃にも参加する頼もしさでした。そして12月6日、「長居の歓喜」!本当に、よくぞ福岡に帰ってきて下さいました。J1でも、主将兼後輩の城後選手を支えつつ大暴れして下さることを期待し、ここに表彰します」

アビスパ福岡後援会では、アビスパ福岡を支える人たちを広げる一環として支部制度を取り入れており、10人以上の会員グループを支部として認定。後援会会員拡大のための活動経費を一部補てんしているが、VOYAJ1支部は、そのひとつ。サンセルコ地下にある飲食店「チャーリーブラウン」を溜まり場にする親父たちが集まって、2010年8月にラジオパーソナリティである椎葉ユウさんを支部長として「アビスパOYAJIの会」として発足した。その後、「親父だけではなく、幅広く会員を集めたい」との理由から、支部名をVOYAJ1に改称。ちなみに末尾の2文字は、チームがJ1で活躍することを願って「JI」を「J1」に変えた。

VOYAJ1支部では、例年、前・後半にそれぞれMVPを選出して表彰状と記念品を贈っているが、今後とも継続していく予定。今年は支部員の数を20名に増やして、さらにアビスパ福岡を盛り上げていくつもりだ。

【中倉一志=取材・文・写真】
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