「football fukuoka」中倉一志

【無料記事】【選手コメント DAZNカップ第2戦 福岡-長崎】「ピタリと合わせてくれた。感謝している」/松田力/城後寿

2017Jリーグ DAZNニューイヤーカップ 第2戦
日時:2017年2月4日(土)11:03
会場:KIRISHIMAハイビスカス陸上競技場/1,934人
結果:アビスパ福岡 4-1 V.ファーレン長崎
得点:[福岡]松田(8分)、坂田(22分)、松田(34分)、城後(88分)

◎杉山力選手;
Q:2得点と大活躍でした。
「タメ(為田)とサカ(坂田)さんが息をピタリと合わせてくれたので、2点ともゴール前で合わせるだけでした。感謝しています」

Q:為田選手とは大分時代に一緒にプレーしていました。相性がいいのでしょうか?
「タメは大分でやっていて、僕が最初に点を取った時もタメがアシストしてくれましたし、理由は分からないですけれども合いますね。話して合わせたわけではないですけれども、タメは、左足だったら、ニアに速いボールを入れてくるので、そこは動きで外してファーに流れて、ゴロで合わせました」

Q:激しいポジション争いの中で、結果を出せたことは大きかったのではないでしょうか?
「今日は結果を出せて、2点も取れてよかったです。欲を言えば、もう1点取りたかったのですが、疲れてしまったので、もっとコンディションを上げていきたいですね」

Q:初戦の反省を経て、自分たちの特長が出せた試合でもありました。
「サイドからの攻撃というのは上手く出せたし、ポケットを狙うことだったり、流れたり、裏を狙ったりという、自分の得意なプレーも出せました。前半はパーフェクトだったと思います。後半はみんな疲れてしまってミスも出たんですけれども、それは、ここから上げていけば、前半のようなプレーが後半も出来るようになると思うので、今日は良かったと思います」

◎城後寿選手;
Q:素晴らしい4点目でした。得点シーンを振り返ってください。
「なかなか、ポッピと試合で組むことはなかったのですが、彼の持ち味は、ドリブルからの突破だったり、シュートを打つことだと思っていたので、彼も、右も空いていたんですけれども、彼のドリブルを生かすために、しっかり預けました。シュートを打つというのも分かっていたので、こぼれ球に上手く詰めることができましたし、ベンチから見ていて、リキ(松田)も、サカ(坂田)さんも結果を出していたので、いい刺激になりましたし、FWは人数が多いので、目に見える結果が一番必要だと思っていました。ゴールが取れてよかったと思います」

Q:今シーズンは、こぼれ球にしっかりと詰めているのが印象的です。
「誰かがシュートを打つ時には、誰かが必ず詰めないといけないと思いますし、ああいうゴールは相手にとって、一番重くのしかかるゴールだと思います。しっかりと意識しておかないと、ああいうところで体が反応しないと思いますが、ここ何試合かで、ああいうゴールが何度か生まれているので、それは続けていきたいと思います。どんなゴールであれ、1点は1点だと思いますし、FWなので、ゴールをしっかりと決められる気持ちの準備をしておきたいと思います」

Q:今シーズンはFWでプレーしていますが、城後選手の特長が発揮されるようになりました。
「僕自身も、FWというポジションが一番合っていると思いますし、監督から『サイドができるのは分かっているから、FWにチャレンジしてみよう』と言われていて、まずは監督に言われていることを表現できるかどうかが、試合に出るためのカギになると思っているので、自分のストロングポイントをしっりと生かしたいですね。また、僕のゴールを楽しみにしてくださっている人たちもいると思うので、そういう人たちに、たくさんのゴールをプレゼントできるように、頑張っていければと思います」

Q:最終戦は強豪鹿島との対戦です。
「今日、4-0で勝ったということで、他力ですけれども、優勝の可能性も残っています。また、鹿島は、昨年、いい経験をさせてもらつた相手です。リーグ戦でも刺激というか、ファーストでは目の前で優勝されて悔しい想いもしましたが、とても刺激を受けましたし、球際の意識だったり、危機管理だったり、そういうところは、非常に学ぶところがあるチームだと思っています。そういうチームに対して、腰の引けたゲームをしていたら、試合をする意味がないと思うので、とにかく、自分たちがやろうとしていることが、どれだけ通用するかというのを試したいと思います。また、金森がいるので、彼に仕事をさせないようにしたいと思います」

【中倉一志=取材・構成・写真】
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