「football fukuoka」中倉一志

【無料記事】【ニュース&レポート】目標は「J2優勝、J1昇格」。新たになったチームは決意も新たに2018シーズンに向かう

アビスパ福岡は27日、恒例となっている必勝祈願を筥崎宮で行った。クラブから参列したのは監督、スタッフ、選手、クラブ職員を合わせて70名。参道にはチームとともに必勝を祈願するために約300名のファン、サポーターが集まった。井原正巳監督は「J2優勝、J1昇格を目標に掲げてスタートした。みなさんの期待に応えられるように、チーム一丸となって最後まで精一杯努力していきたい」と挨拶。また、石津大介はチームを代表して「今年こそはJ2で優勝してJ1に昇格したい」と決意を新たにした。
アビスパは2月3日から9日間の宮崎キャンプを実施。トレーニングマッチを通して、2月25日から始まるJ2リーグ戦に向けてチーム内の連携を高める。

◎井原正巳監督;
「今日はお寒い中、我々の2018必勝祈願にご参列いただきましてありがとうございます。昨年は、残念ながらプレーオフで最後の最後で勝つことができずにJ1昇格という目標を達成することができませんでしたが、今年は何としてもJ2で優勝してJ1に昇格するという目標を掲げてスタートしました。みなさんの期待に応えられるように、チーム一丸となって、最後まで精一杯努力していきたいと思います。1年間、熱い声援をお願いします」

Q:必勝祈願では何を祈願されたのでしょうか?
「やはりチームの目標であるJ2で優勝してJ1に昇格するということを祈願させていただきました。併せて、選手が1年間怪我をせず、しっかりとしたパフォーマンスを発揮してくれることも願いました」

Q:今年も多くのサポーターが参列してくれました。
「例年、この寒い中、たくさんのサポーターの方が一緒に参列していただいて、我々への期待というものをひしひしと感じています。昨年の悔しさは今年晴らすしかないと、改めて強い気持ちでいます」

Q:新チームが始動してから2週間余りですが、ここまでどのように準備が進んでいるのでしょうか?
「まずはコンディションの調整というか、フィジカルのところをしっかりと上げていくことと、練習試合も短い時間ではありますが2試合を消化して、少しずつ、ゲームができる体力というものも上がってきていると思います。2月に入ればキャンプもありますから、そこで開幕に向けて、戦術的なところもより高めていきたいと思います」

Q:スローガンに込められた意味は、監督なりにどのように考えていらっしゃいますか?
「感動ということで言えば、試合を見て、応援してくださっているみなさんに何か伝わるようなゲームをしていかなければいけませんし、勝ちにこだわるというところでは、昨シーズンはホームでは勝ちゲームを多くすることができなかったので、その反省もあり、今年はレベスタではすべて勝つつもりで頑張ります」

Q:改めて4年目を迎える井原アビスパの意気込みを教えてください。
「今シーズン、また新たなメンバーが10数人加わり、スタッフも何名か代わった中で、また新しいチームとして戦っていかなければいけないなと思っています。これまでのチームのいい部分、私が3年間やって来たスタイルというものを続けながら、新しい競争をして、新しい選手と融合させながら、しっかりといいチームを作って、シーズン終了時点では優勝してJ1昇格が決められるように、精一杯、日々努力していきたいと思います」

◎石津大介選手;
「寒い中、今日、来ていただいてありがとうございます。去年はあと一歩のところで昇格できませんでしたが、今年こそはJ2で優勝してJ1に昇格したいと思います。今年1年、よろしくお願いします」

Q:必勝祈願では何を祈願されましたか?
「やはり、去年果たせなかったJ1昇格というところを強く願いました」

Q:大勢のサポーターが集まってくれましたが、これも期待の表れだと思います。
「その通りだと思いますし、その期待に応えたいと思います」

Q:攻撃陣には多くの選手が入り、競争も一層激しくなったように思います。
「その競争を勝ち抜いて、しっかりと結果を出して、チームに貢献したいと思います。去年は本当に悔しい想いをしているので、今年こそは必ずJ1に昇格したいと思います」

【中倉一志=取材・文・写真】
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