「football fukuoka」中倉一志

【無料記事】【監督会見 J2第28節 福岡-水戸】「2点を取って終わらせることができたというのは次につながる」/井原正巳監督

2018明治安田生命J2リーグ 第28節
日時:2018年8月11日(土)18:03キックオフ
会場::レベルファイブスタジアム/9,012人
結果:アビスパ福岡 2-0 水戸ホーリーホック
得点:[福岡]ドゥドゥ(32分)、レオミネイロ(85分)

◎井原正巳監督(福岡);
Q:試合を振り返って
「8月のホームゲームが我々には1試合しかない中で、今日も大勢のサポーターが来てくれて、最後まで熱い声援を送ってくれました。その中で何とか勝つことができて、サポーターのパワーをいただいたおかげだと思っています。本当に感謝したいと思います。
この暑さの中、選手は90分間しっかりと走り切ってくれたと思います。水戸さんは決して弱いチームではないと思いますし、前節こそ1-0で徳島にやられていますけれども、その前までは7試合負けなしということで、非常に力のあるチームということで、我々もしっかりとリスペクトして今日は戦いました。前半、いい形でドゥドゥがゴールを挙げてくれましたし、1-0で後半に入るゲームで、追加点を取ってゲームを終わらせることというのは、シーズンのここまではできていなかった部分ではあるので、今日、2点を取って終わらせることができたというのは、チームにとっても次につながる試合だったのかなと思っています。8月の残りはアウェイ2試合が続きますので、またしっかりといい準備をして、我々が上に行くためには連勝するしかないので、また次もしっかりと勝点3をアウェイで取って帰ってきたいと思います」

Q:今日はドゥドゥ選手を右のSHで起用しましたが、その狙いを教えてください。
「ドゥドゥのボールキープ力、そして前への推進力を今日はサイドで生かしたいという意図があって、右サイドでの先発になりました。また、森本が真ん中にいる方がゴールに直結するよなプレーもしてくれるので、組み合わせ、システム、メンバー等を考え、もちろん、水戸さんの布陣も考えた中での決断ではあります」

Q:今日のゲームは「アビスパはこういうサッカーをするんだ」ということを随所に見せられたというか、これまでの戦いのターニングポイントになるような、そんな試合だったような印象があります。監督は、どのように見ていらっしゃいますか?
「立ち上がりから非常にいい入りができていたと思いますし、我々が主導権を握ったゲームというものができたと思います。後半も、しっかりと耐える時間は耐えつつ、追加点を狙いに行くというゲームプラン通りの戦いも出来たと思います。ただ、まだまだ、奪ったボールのところで簡単に奪われたりするシーンもありましたし、ボールをキープしつつ、相手を押し込んで自分たちの時間を増やすというゲームは、なかなかやらせてもらえませんでした。オープンな展開もかなりの時間があったので、そういう部分は修正していかなければいけないと思っています」

[中倉一志=取材・構成・写真]
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