「football fukuoka」中倉一志

【無料記事】【監督会見 J2第36節 福岡-岡山】「チームとして結束して、次の山口戦の準備をしていきたい」/井原正巳監督

2018明治安田生命J2リーグ 第36節
日時:2018年10月6日(土)17:03キックオフ
会場::レベルファイブスタジアム/7,444人
結果:アビスパ福岡 1-1 ファジアーノ岡山
得点:[福岡]城後(20分)、[岡山]ジョン チュングン(45分+4)

◎井原正巳監督(福岡);
Q:試合を振り返って
「今日は台風の影響で開始時間が遅れてのキックオフになりましたが、今日も大勢のサポーターが駆けつけてくれました。結果的に勝点1しか取れずに、非常に申し訳なく思っています。
こういう天気の中で、少し蒸し暑さはありましたけれども、いい入りはできたと思いますし、先制点を奪うところまでは我々のゲームだったと思います。そのあと、少し中だるみをしたと言いますか、相手の選手交代も含めて、相手のロングボールに少し後手を踏み、押し込まれる、危険なシーンを作られるなど、前半のところでなかなか修正しきれなかったのかなと思っています。それが時間帯が非常に悪い中での失点につながってしまったのかなと思っています。後半はしっかりとチームの方も立て直すことができて、チャンスも多く作れたと思いますが、最終的にゴールを割れなかったのは、自分の力の無さを非常に感じますし、今日は勝点3を狙いに行っていたので、非常に残念な想いです。ただ、まだまだ残り6試合続きますし、十分に上を追いかけていくチャンスはあると思っているので、最後まで諦めずに、もう一度チームとして結束して、次の山口戦の準備をしていきたいと思います」

Q:点を取ったあと、特にジョン チュングン選手が入ってからの戦い方がはっきりしていなかったように思います。チームの狙いは、どのようなものだったのでしょうか?
「彼が入ってきて、シンプルにロングボールという岡山さんの攻撃が、より明確になった部分はあったと思います。そのボールに対して、しっかりとラインコントロールをするのか、少し引いてコンパクトに守るのかというところが、少し曖昧になってしまったのと、前からFWの2人は行く、ボールを蹴られる、そのボールに対してのセカンドボールの回収というところで、相手の方が上回っていた前半だったと思います。それと、2シャドーのところで良いポジションを取られて、向こうのビルドアップのところで縦パスを効果的に入れられたことが何度かあって、そこのところで、うちのSHの絞りが甘かったかなというところは、前半の中で修正しにかかりましたが、しきれなかったところもあるかなと思います。ただ後半は、その辺の問題はほぼ解消できたと思いますし、ラインコントロールしてオフサイドも何本か取れたと思うし、もちろんピンチも何度かありましたけれども、前半とは違った形の内容になったと思っています」

[中倉一志=取材・構成・写真]
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