「football fukuoka」中倉一志

【無料記事】【監督会見 J2第39節 福岡-金沢】「勝点3を絶対に取らなくてはいけなかった試合。非常に残念」/井原正巳監督

2018明治安田生命J2リーグ 第39節
日時:2018年10月28日(日)14:04キックオフ
会場::レベルファイブスタジアム/13,008人
結果:アビスパ福岡 2-2 ツエーゲン金沢
得点:[福岡]石津(13分)、[金沢]金子(28分)、清原(53分)、[福岡]レオミネイロ(57分)

◎井原正巳監督;
Q:試合を振り返って
「今日は1,3000人余りのサポーターが駆けつけてくれました。非常にいい雰囲気を作ってくれた中、勝点3を取りに行ったゲームではありましたが、残念ながら勝点1に終わってしまい、サポーターのみなさんには申し訳なく思っていますし、優勝、昇格に向けて、勝点3を絶対に取らなくてはいけなかった試合だったので、非常に残念な気持ちでいっぱいです。
前半から立ち上がりは非常にいい形で入ったゲームだったと思います。先制点をいい形で奪いましたし、そういう中で、追いつかれたゴールの場面で、ああいうワンプレーが自分たちのゲームを相手に渡し、また勢いというものを付けさせてしまったかなというところはあります。金沢さんは球際、ハードワークというところがウリのチームですし、90分間、そういうところを我々に対してもサボらずにやってこられました。自分たちも見習わなければいけないところがたくさんあった思います。
そういう中でビハインドになりましたけれども、同点ゴール、逆転ゴールを目指した中で、選手は本当にそういう姿勢でやってくれたと思います。非常に残念な結果ですが、残り3戦、可能性がある限り、他のチームの結果次第ではありますが、優勝、そして昇格は、まだ何も終わっていないし、決まっていないと思うので、その可能性がある限り、いつも言いますように、最後まで諦めずに戦いたいと思います」

Q:山形戦もそうでしたが、こちらもいい形を作るんですけれども、試合をコントロールできずに相手にもいい形を作られて、やり合っているうちに相手に流れが傾いていくというゲームだったと思います。ここへ来て、前の試合と同じことを繰り返してしまって、同じように勝ち点を落とすチームを、監督はどのように見ていらっしゃいますか?
「やはりまだ自分たちに力がないのかもしれないですし、隙をどうしても与えてしまう、いいゲームの入り方をし、自分たちのゲームをしている時間が長ければ、少し安心をしてしまうというゲームが続いているのかなと思います。そういうところで、よりゲームの主導権を握り続けることができなければ、本当に強いチームだとは言えないと思いますし、そこは我々の反省点ではあると思います。
我々スタッフも含めてですけれども、ゲームの中でやっている選手の、そこの意識を高めていかなければいけないのかなと思っています。イージーなミスと言いますか、簡単な失点と言うのが少し続いているので、そこは選手たちもしようと思ってしているわけではありませんが、そういう部分が影響しているのかなと思います。もちろん、力がないと言えばそれまでだと思います」

Q:いずれにせよ、残り3つを勝ちに行くというところで、これまでやってきたたことを大きく変える必要もないし、変えることも出来ないとは思いますが、とはいえ、この現状を超えるために何かをしなければいけません。その点で何か考えていらっしゃることはありますか?
「今日の試合をしっかりと分析して、次は町田さんとの試合ですから、そこで勝てば上との差を縮められると思いますし、町田さんは上位チームですから、我々の可能性を残すためにも、いい準備をしていきたいと思っています。その準備の段階で、いま、この時点でチームに必要なものは何かを考えて、メンバー等を含めて準備をしていきたいと思います」

[中倉一志=取材・構成・写真]
« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ