「football fukuoka」中倉一志

【無料記事】【フォトレポート】岡山戦に向けてのトレーニング開始。原点を見直して今シーズン初勝利を取りに行く

自分たちの原点を見つめ直す1週間。アビスパ福岡は再び前を向いて走る。

今日も激しく檄を飛ばすファビオ ペッキア監督。まずは勝利あるのみ。

ボランチからトップ下まで、中盤のポジションならどこでもこなす。田邉草民は技術の高さとクレバーさでチームを引っ張る。

得点力不足解消の切り札・ヤン ドンヒョン。「自分の役割は得点を挙げること。みなさんに満足していただける結果を出したい」と話す。

こちらも攻撃力活性化の鍵として期待されるフェリックス ミコルタ。Jリーグデビューは近い。

実戦さながらに激しくぶつかり合う。勝利は日々の積み重ねの先にある。

吉村銀河は京都戦で高校2年生ながら初のベンチ入り。プロの厳しさを肌で感じ、さらなる成長を目指す。

仕掛けることが自分の武器。北島祐二は来るべき日に備えて、今日もピッチを走る。

「悔しさ」「情けなさ」はピッチで晴らす以外にない。篠原弘次郎は、その思いを岡山戦にぶつける。

雁の巣球技場に鈴木惇の声がひときわ大きく響く。

練習を終え話し合う田邉草民、鈴木惇、松田力の3人。チームに力はある。大切なのはチームとしてひとつになること。

[中倉一志=文・写真]
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