「football fukuoka」中倉一志

【無料記事】【記者会見 J2第6節 福岡-千葉】「現状を選手がしっかりと把握して、覚悟を持って表現してくれた」/江尻篤彦

2019明治安田生命J2リーグ 第6節
日時:2019年3月30日(土)13:04キックオフ
会場::東平尾公園博多の森陸上競技場/5,789人
結果:アビスパ福岡 0-1 ジェフユナイテッド千葉
得点:[千葉]茶島雄介(80分)

◎江尻篤彦監督(千葉);
Q:試合を振り返って
「まずはこのアウェイの福岡の地に、たくさんのジェフのサポーターが応援に来てくれたことに感謝の気持ちを述べたいと思います。ありがとうございました。試合は、そういうサポーターの熱い想いと、いま我々が置かれいる現状を、選手がしっかりと把握して、覚悟を持ってピッチに立って表現してくれました。その結果、神様がこちらに微笑んでくれたのかなと思っています」

Q:会見の時にも覚悟という言葉をたくさん使っていらっしゃいましたが、それを見せられたといういうのが一番のポイントだったのかなというところと、今日、試合前にどのような言葉をかけられたのかを教えていただけますか?
「まさに覚悟ですね。覚悟という言葉を僕も辞書で調べまして、根性や気合ということではなくて、しっかりと冷静に、もしくは上手くいかなかったことへの対処も含めて、みんなでサポートしながらやるというのが僕の覚悟だということを、試合前に彼らに伝えて、いま置かれている状況は我々が変えられるチャンスだということで送り出しました」

Q:佐藤勇人選手はウォーミングアップ中の怪我と言うことでよろしいのでしょうか?
「はい、そうですね」

Q:佐藤選手を含めて怪我人が多い中で、今日は工藤選手、(佐藤)寿人選手も初出場ということで、ベテラン選手の働きがキーポイントになったように思います。監督はどのように見ていらっしゃいますか?
「まさにその通りで、僕も監督に就任する前からチームを見させていただいて、彼らの能力というものはすごいものがあって、どこかでそれを引き出して上げるのが、僕の就任しての仕事だと思っています。得点のところはなかったんですけれども、今日は本当に工藤も、寿人も、それ以外のところで、ものすごくこのチームの勝点3に貢献してくれました。それは彼らの経験ですし、僕も彼らを送り出すことになんの躊躇もなく、必ずやってくると思って送り出しました」

[中倉一志=取材・構成・写真]
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