「football fukuoka」中倉一志

【無料記事】【記者会見 J2第16節 福岡-大宮】「勝点2を失ったゲーム。そう評価されても仕方がない」/高木琢也監督

2019明治安田生命J2リーグ 第16節
日時:2019年6月2日(日)13:08キックオフ
会場::レベルファイブスタジアム/10,075人
結果:アビスパ福岡 1-1 大宮アルディージャ得点:[大宮]菊地光将(34分)、[福岡]ヤン ドンヒョン(78分)

◎高木琢也監督(大宮);
Q:試合を振り返って
「先制点を奪ってからのドローなので、世の中的には勝点2を失ったゲームだと思いますし、そう評価されても仕方ないと思います。最後の地力というところは福岡さんの方が出たというふうには思います。もちろんホームゲームで、ここでのゲームがなかなかできなかったという状況の中で、本来の家に帰ってくれば元気になるのと同じで、そこの最後の部分というのは、かなりパワーを持ってこられたとは思っています。やはりゲームが動くのは、得点が入ってからというのは通常よくあることですが、その辺も、しっかりと伝えながら同点にされたというのは、私自身の反省と同時に、こういう結果にならないように、次から準備をしていかなくてはならないと思います」

Q:先制してからのゲーム運びという点では、どのようなことを伝えられたのでしょうか?
「もちろん、ボールを奪ってから早く攻めるというのは、今日のゲームのポイントとしてあったのですが、前半もそうだったんですが、自分たちがボールを保持した時に少しロストするシーンが続いて、あの辺は、リードしている中では、判断をしながら、もう少し自分たちのボールにしてもいいのではないかという話をしました。ただそれよりも、後半にちょっと出足が遅くなってしまったということの方が問題だと思います。
アプローチが弱くなりましたし、ただポジションに立っているだけで、それでは相手は動きますから、当然、隙間が出てきます。正直に言うと、後半は石津選手の動きを何とか止めようと、そのためだけの選手交代しかできなかったということが、僕自身も悔しいし、そこをしっかりと抑えられなかったというのも、今日の失点につながったと思います、同サイドですし」

[中倉一志=取材・構成・写真]
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