【無料記事】【記者会見 J2第21節 福岡－岐阜】「勝因は勝ちたいという気持ち。それを選手たちが見せてくれた」／北野誠監督

2019年07月07日 3時11分　
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タグ : FC岐阜 • pickup • アビスパ福岡 • 北野誠

2019明治安田生命J2リーグ　第21節
日時：2019年7月6日（土）19:03キックオフ
会場：レベルファイブスタジアム／5,403人
結果：アビスパ福岡　１－３　ＦＣ岐阜
得点：［岐阜］川西翔太（10分）、前田遼一（23分）、［福岡］木戸皓貴（90分＋1）、［岐阜］川西翔太（90分＋4）

◎北野誠監督（岐阜）；
Q:試合を振り返って
「ありがとうございました。まず、岐阜のファン、サポーターに勝利を届けられたことは良かったと思います。もう一つは、大木さんが作ったチームを勝たせることができたので、本当に良かったと思います。先に上手く２点取ることができて、気持ち的に８連敗していたので、ちょっと重心が下がってしまったのかなと思います。ただ、今までの守備のトレーニングであったり、ゲームの中で培ってきたことが出たのかなと思います。ただ、まだ最下位なので次が大事になってきます。次はホームなので、何とか頑張りたいと思います。以上です」

Q:今日の勝因はどんなところだとお考えでしょうか？
「気合じゃないですか。勝ちたいという気持ちですね。今日のホテルでのミーティングはそれだけだったので、それをしっかり選手たちがやってくれたので良かったと思います」

Q:後半、タビナス選手を入れた時に４－４－２から、５－４－１に変えましたが、その狙いを教えてください。
「アビスパさんが後半の立ち上がりからパワープレーを仕掛けてきたので、どこまで耐えられるかと思っていたんですけれども、なかなか耐えきれないというところで、パワープレーなのでサイドから入れてくると。ですから５枚にして、５－４－１にした場合は、必ずサイドのところにプレッシャーに行って、自由に蹴らせないというのが約束事なので、そういう意図です」

Q:試合後に２得点を決めた川西選手と握手をされていましたが、どんな言葉をかけられたのでしょうか？
「僕も半年休んでいたし、彼も半年休んでいたので、しんどいのは分かっていましたし、中２日で３試合連続ですけれども、よくやってくれたのでお疲れということです」

Q:今日は試合に送り出すときに、選手たちにはどのような話をされたのでしょうか？
「結構いろいろと言ったんですけれども、『ピッチに立つ11人は責任をもってやってね』という話をして、『お前たちのためにいろんな人が働いているんだから、もっともっと責任感は持ってね』という話はしました」

Q:福岡のＷＢに対する両ＳＢのポジションが非常に良かった印象があります。その辺りはどのようにされていたのでしょうか？
「それはこの前も言ったけれども企業秘密なので。４－４－２のサイドをどうやって破ってくるのかというのをスカウティングの映像で何回か見て、じゃあ、うちがどういうふうにサイドに持っていって、そこのスライドを誰が行くかというようなトレーニングですよね。それ以上は言えません、まだ試合が半分あるので。なかなか本が書けるくらい論理的に選手に説明してやっています」

Q:攻撃のところですが、ボールを奪ってから選手たちの位置関係が非常に良かったと思います。
「あれは大木さんが培ってきたサッカーだと思います。だから僕は大木さんがやっていたサッカーを続けながら、守備と気合を入れるだけなので、あそこはずっと大木さんがトレーニングを積んできた成果だと思います」

Q:最後はパワープレーのようになりましたが、ヤン　オーレ選手のクロスボールへの対応はいかがだったでしょうか？
「う～ん、どうですかね。まだまだじゃないですかね。あのくらいのクロスだったら、キャッチして、一発カウンターで、あと１、２点は取れていたのかなと思います。もう１回、しっかりと英語でしゃべって、頑張りたいと思います」

Q:天皇杯から中２日で、天皇杯に出場していた選手はかなり疲れていたと思いますが、今日は、そのメンバーがかなり出場していました。それはどういう意図だったのでしょうか？
「就任会見でも話しましたが、タスクをシンプルにすれば、そんなに無駄走りをしなくてもすみますし、自分のタスクのところだけをしっかりすれば、３試合でも走れるんだと思います」

Q:今日はスペースカバーが優れていたと思いますが、短期間で、どのような形で落とし込んだのでしょうか？
「企業秘密です（笑）。昨日、こちらに移動してきて、この前の甲府戦の映像を見て『俺の守備の仕方はこうだよ』と伝えました。企業秘密なので」

Q:カウンターは速いパスよりも、いいパスだとおっしゃっていますが、その精度が上がっている印象があります。
「それはもう技術だと思うし、カウンターというのは速いパスではなくて、いいパスだというのは伝えていますし、トレーニングの中でも要求はしています」