「football fukuoka」中倉一志

【無料記事】【記者会見 J2第24節 福岡-水戸】「最後はどちらが勝ってもおかしくない流れになっていた」/長谷部茂利監督

2019明治安田生命J2リーグ 第23節
日時:2019年7月20日(土)19:03キックオフ
会場:レベルファイブスタジアム/6,045人
結果:アビスパ福岡 1-1 水戸ホーリーホック
得点:[福岡]ヤン ドンヒョン(39分)、[水戸]小川 航基(53分)

◎長谷部茂利監督(水戸);
Q:試合を振り返って
「珍しく前半の立ち上がりから相手に主導権を取られて、入りが悪かった、そんな印象があるゲームでした。前半は相手のゲーム、後半は我々のゲーム、そんなふうに感じましたが、トータルで考えると勝点2を落としたような気持ちではあります。内容に関しては五分五分の内容で、最後は福岡さんが攻めて、シュート、もしくはペナルティエリア、ゴールエリアに何度もチャンスを作り、我々にとってはピンチの場面かありましたが、そこで入れられていれば当然負けていましたし、どちらが勝ってもおかしくない、最後はそういう流れになっていたのではないかなと思います。勝点1については『良しとしよう』『次につなげよう』と選手たちには話しました。本音は勝点3が欲しかったです」

Q:入りが悪かった原因として、どのようなことがあったのでしょうか?
「福岡さんが非常に良かった、そのように感じます。ボールの運ぶ位置だったり、人のランニングスピードだったり、そういうところが非常に統一されて、非常にいい入りを福岡さんがされました。我々の問題で言うと、ボールを運ぶ位置がちょっと狭かった、小さかった、なので前向きに相手にボールを奪われることが多かったのかなと感じていました」

Q:ボールを持つ位置も低かったように思いますけれど、中央のミスが結構多かった印象ですが、その原因は、どのように捉えていらっしゃいますか?
「パスが少しずれていた、コントロールが悪かった、その辺があると思います。当然相手は狙っているわけですが、相手に狙われた、はめられたことで失ったというよりも、自分たちでミスをしてしまいました。そこはもっともっと質を高めていかないといけないし、これぐらいの暑さ、多少グラウンドはイレギュラーしたりというのはあったと思いますが、その中でも普通に顔を上げてボールをつなげないといけないなと感じています」

Q:今週のトレーニングのコメントで山口戦のことを話されていましたが、今日の試合は山口との試合のようだったなという印象があります。結果は山口戦が敗戦、今日は勝点1ということでしたが、そこは、どのように捉えていらっしゃいますか?
「選手にも伝えたように、勝点1を積めたというのは、ひとつ成長ではあると思います。現状で言えば、勝点3を取らないと上位にはくらいついていけないので、そこについては残念な気持ちでいっぱいです」

[中倉一志=取材・構成・写真]
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