「football fukuoka」中倉一志

【無料記事】【記者会見 J2第39節 福岡-東京V】「賢く引き出しながら崩していくことが上手くやれなかった」/永井秀樹

2019明治安田生命J2リーグ 第39節
日時:2019年11月2日(日)13:03キックオフ
会場:レベルファイブスタジアム/5,845人
結果:アビスパ福岡 2-0 東京ヴェルディ
得点:[福岡]實藤友紀(25分)、松田力(56分)

◎永井秀樹監督(東京V);
Q:試合を振り返って
「試合前からのスカウティング通りというか、アビスパさんに5-4のブロックを敷かれて、引かれて守られるというのは我々にとっては想定内であったんですけれども、そこで我々がやりたかったこと、賢く引き出しながら崩していくということが、90分間を通して上手くやれなかったことが、一番の敗因だと思います。そこからのカウンターであったり、セットプレーというのも十分に注意しながら準備してきたつもりではありますが、そこはまだまだ課題が残る試合ではありました。相手を押し込む、我々がボールを保持してゲームの主導権を取るというのは、少しはやれるようになってきたのは成長ではあると思うんですけれども、やはりサッカーというのはゴールを取るゲームだと思いますので、最後のところの崩しであったり、相手を見ながらきちんとやれないというところは、現状の課題ではあります。残り3試合でそこをさらに改善して、積み上げていけるように、また選手たちとやっていきたいと思います。九州の福岡まで来てくれたサポーターのみなさまに、もっと面白く、もっとワクワクするサッカーをお見せしたかったんですけれども、それができなかったことは、非常に申し訳なく思います」

Q:監督がおっしゃったように前半崩しきれなかったというところで、選手たちはやることはやっていたように見えましたが、あとプラスアルファとして何が必要だったのでしょうか?
「基本的に相手のどこを引き出すか、引きだしたら当然ですけれども、そこを狙う、入っていくということだと思うんですけれども、まだまだそこが、個人としても、チーム全員が共有するところからしても、できていないなというのは非常に思います」

[中倉一志=取材・構成・写真]
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