「football fukuoka」中倉一志

【無料記事】【選手コメント J2第21節 福岡-群馬】「良い形もあったが決めきれなかったことが痛かった」/宮阪政樹/青木翔大

2020明治安田生命J2リーグ 第21節
日時:2020年9月23日(水)19:03キックオフ
会場:ベスト電器スタジアム/1,880人
結果:アビスパ福岡 1-0 ザスパクサツ群馬
得点:[福岡]増山朝陽(77分)

宮阪政樹選手(群馬);
Q:前半はお互いにリズムが掴めないように見えました。どのように振り返っていますか?
「42試合のうちの1試合ですし、そういう試合もありますし、自分たちは失点してしまったら、そこから盛り返すのは大変だと思うので、まずは0で終えられたというのは、全然、問題なかったと思います」

Q:後半は少し盛り返して良い攻撃ができました。何が変わったのでしょうか?
「自分たちの積極性もそうですし、点を取りに行くんだというところに、みんなの意識が向いていました。ただ、良い形もあったんですけれども、そこを決めきれなかったことが一番痛かったかなと思います」

Q:チャンスを決められず、逆にピンチを決められたという形でしたが、あのシーンの攻撃と守備に関しては、どのように振り返っていますか?
「やはり、チャンスの後には必ずピンチが来るとサッカーでは言われていますし、それが現象として起きてしまったと思いますし、失点の前の場面でも自分たちのミスからというところがありました。そこでミスが連続して続いたことで失点してしまうというのは良くあることなので、そこでしっかりとミスした後に簡単なプレーだとかを心がけていれば、あの失点もなかったと思います。自分たちは今、一番勝点が欲しいので、最低1でも取らなければいけないと思いますし、その中で勝点3を目指していくんですけれども、やはり0では何の意味もないので、もったいないなと思います」

Q:だからこそ、勝点1でも持って帰りたかった試合でした。
「チャンスもあったので、もちろん3を目指してやっていましたし、タラレバになってしまうんですけれども、そこで決めていれば勝点3を持って帰れたと思いますし、そういう一つひとつのプレーというのが90分を通してあると思います。でも最低でも1は持って帰りたかったなというのが率直な感想です」

Q:今日で前半戦が終わりました。前半戦を振り返ってはいかがでしょうか?
「引き分けというところが少なく、ほとんど負けているので、まずは失点しないということを頭においていけば、最低でも勝点1というのは持って帰れるし、その上で点を取って勝点3を取りに行くというところを、もっと我慢強く、チームとして統一してやっていければいいんじゃないかと思います」

Q:チームがどんどん良くなっていく中で後半戦を迎えます。どのような戦いを見せてくれるでしょうか?
「前半戦の反省点をしっかりと踏まえたうえで、チーム一丸となって戦っていけるかだと思います。5連戦の戦い方というのは、徐々に選手も分かってきたと思いますし、チームとしても分かって来たと思うので、チーム力をどれだけ出せるかというところが一番やらなくてはいけないところだと思います。そこをしっかりやっていきたいと思います」

◎青木翔大選手(群馬);
Q:今日は先発でのプレーでしたが、どのような気持ちでプレーされましたでしょうか?
「ここ2試合、チームとして勝てている中で、チームとしてのいい流れを継続しつつ、その上で、何としても勝ちたかったです」

Q:試合はどのように振り返っていますか?
「前半もですし、後半もですけれども、個人的なところで、まだまだミスがあったし、そこの質を上げれば点が取れたという部分もあったので、個人的には反省しないといけないところが多かった試合だったと思います」

Q:前半と比較して、後半は前への推進力が出たと思いますが、どんなところを変えていったのでしょうか?
「受ける位置だったり、そういうところを意識しながらゴールへ向かうというところを個人的には意識しました」

Q:リズムが悪い中でも上手く戦えて粘りのゲームができたと思います。この結果については、どの様に振り返っていますか?
「最低でも勝点1、チャンスもあったと思うので勝点3を持って帰るつもりでやっていたので、最低でも勝点1は欲しかったかなと思います。アウェイというのもありますし、最低でも勝点は欲しかったです」

Q:福岡は連勝中でしたが、対戦してみて、どのように感じましたか?
「手堅く、そして1点を取ってさらに手堅くというイメージはありました。それでも、自分たちの質次第では全然戦えると思いましたし、個人的なところですけれども、パスの質だったりを、もっと突き詰めてやっていけば、チームとしてもチャンスはできましたし、結果は変わっていたのではないかと思います」

Q:これで前半戦が終わりました。後半戦は、どのような戦いを見せたいと考えていますか?
「チームとしては、今までやってきたことで良かったところは継続しつつ、毎試合、課題は出てくるので、その反省を次に活かすような戦いができればいいと思います。個人的には、怪我明けで最初はなかなか試合に絡めませんでしたし、前の選手として得点に全然絡めていないので、そこの部分はもっと絡まなければいけないところですし、そういうプレーができたら、もっと個人的にも上のステージに行けるのではないかなと思います」

Q:次節、水戸戦に向けての意気込みをお願いします。
「今日は負けてしまいましたが、次の試合がすぐに来ますし、一喜一憂せずに次の試合に向けて最善の準備をして、また勝てるように、チームとしてしっかり回復してやっていくだけだと思っています」

[中倉一志=取材・構成・写真]
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