「football fukuoka」中倉一志

【無料記事】【記者会見 J2第34節 山口-福岡】「前半は相手ペースの中で失点しなかったので勝つことができた」/長谷部茂利

2020明治安田生命J2リーグ 第34節
日時:2020年11月15日(日)14:03キックオフ
会場:維新みらいふスタジアム/3,538人
結果:レノファ山口FC 0-1 アビスパ福岡
得点:[福岡]増山朝陽(74分)

◎長谷部茂利監督(福岡);
Q:試合を振り返って
「ハーフタイムを挟んで、試合そのものはまったく違うものだったと思います。特に前半は相手ペースで推移した中で失点しなかったので、後半のいい時間帯に点数を取れたということもありますけれども、勝つことができました。いっぱいいっぱいの状態でしたし、少し故障した選手もいるようなので心配です。2点目が取れそうな場面もあったので、そこが課題かなと思います」

Q:おっしゃったように、前半と後半でリズムがガラッと変わりました。ハーフタイムにはどのような指示をされたのでしょうか?
「ありきたりですけれども、『前半を忘れよう。みんなのプレーではない。いままでやってきたこと、できることを後半出していこう』という話をしました。それに応えてというよりは、自分たちがやるべきことを自分たちで確認したというか、後半の入りからいいゲームになったと思います。変わったと思います」

Q:後半いいリズムになりましたが、途中交代で入った選手たちが、それぞれの役割を果たして流れを引き寄せました。チーム力を感じる試合にもなったと思います。
「同じように感じています。追加点を取れそうな場面にもっていけた、そこで点数を取れば数字にも残ったと思います。そういう意味では物足りないんですけれども、チームが勝利を得るために必要なことは最低限やってくれていましたし、また次につながるような、もっとできるんじゃないかと思わせるような、そんな活躍でした」

Q:前半良くなかったというお話でしたが、立ち上がりは決して悪くはなかったと思います。良くなかった要因を監督はどのように感じていらっしゃいますか?
「まず山口さんが上手だった。ボールを動かしながらゴールに向かっていく。今日に限っては、クロスをいつもよりも入れてきたのではないかと感じています。危ない場面が何度もありました。山口さんのプレーに、自分たちの対応が少し悪かったと感じています。また自分たちがボールを奪った時、攻撃に移ろうとした時にミスが散見された、それも同じように相手ペースになった要因だと思っています」

[中倉一志=取材・構成・写真]
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