「football fukuoka」中倉一志

【無料記事】【記者会見 J2第35節 福岡-山形】「ちょっとしたズレが、全体として自分たちの疲労感を生んだ」/石丸清隆

2020明治安田生命J2リーグ 第35節
日時:2020年11月21日(土)14:03キックオフ
会場:ベスト電器スタジアム/4,590人
結果:アビスパ福岡 1-1 モンテディオ山形
得点:[山形]ヴィニシウス アラウージョ(12分)、[福岡]木戸皓貴(67分)

◎石丸清隆監督(山形);
Q:試合を振り返って
「今日はアウェイにも拘わらず、サポーターも応援に来てくれたので、そういった中で勝ちゲームを見せられなかったというのは非常に残念です。ゲームとしては、単純に良くないゲームだなと。全体的に相手のプレッシャーが速いというわけでもなかったと思いますし、自分たちのポジショニングと、パスの質とか、一つひとつのちょっとしたズレが、全体として自分たちの疲労感を生んだかなというふうに見ています。それがすべてかなと。自分たちでどんどんしんどい作業をして、自陣に押し込まれるという形が多かったかなと思います。若干、グランドコンディションも悪いせいもあったかもしれないですけれども、それはお互い様なので、自分たちのやることを、もう一回整理しないといけないなと思います。すぐにゲームがあるので、コンディションも、すぐに疲労感が取れるかどうか分からないですけれども、いい選手を使うというところは、次のゲームに向けた修正かなと思います」

Q:ミスも多かったかなと思いますが、相手のプレッシャーを感じすぎたのか、どういったところが原因だと考えていますか?
「見えていないというのが原因だと思います、正直に言って。相手のプレッシャーは来ていなかったと思うので、それなのに自分たちで勝手にスピードを上げたりだとか、イージーミスというのは、そうとうあったかなと思います。それでどんどん自分たちでストレスを抱えるというか、体力を消耗したような印象があります。僕の中ではプレッシャーはなかったという印象がありますし、結構、中盤も空いていたと思うので、そこでもっと崩しきれるような形はできたかなと思っています。あとは手段と目的というか、ゴールに向かうというところが、若干、スローテンポな中でやりすぎたのかなというところもありますね。結構、CBも出てくるので、中を崩せたかなという印象もありますし、その中で、ゴールに向かう姿勢というのはもう少しだったかなという印象です」

Q:前回対戦では、ハーフタイムを挟んで福岡山の勢いが増したという展開でしたが、今回は、そういったところも何か話されていたのでしょうか?
「それはどういうことですか?」

Q:前回対戦の時のように、ハーフタイムで、またペースをつかんでくるようなことが・・・
「相手がですか?」

Q:はい、そうです。
「自分たちがペースを掴んでいるとは思っていなかったので、前半。相手どうのこうのというよりも、自分自身たちのものを、もう少ししっかりと整理しようというところで、ちょっとスピードを上げすぎな部分だったり、ポジショニングのところは少し話をしました」

[中倉一志=取材・構成・写真]
« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ