【無料記事】【記者会見 J2第40節 福岡－京都】「福岡さんの圧力というか、睨まれてプレーが消極的になった」／實好礼忠

2020年12月14日 23時22分　
カテゴリ： ★無料記事 • 監督会見 • 試合情報
タグ : pickup • アビスパ福岡 • 京都サンガF.C. • 實好礼忠

2020明治安田生命J2リーグ　第40節
日時：2020年12月13日（日）14:02キックオフ
会場：ベスト電器スタジアム／7,182人
結果：アビスパ福岡　２－０　京都サンガF.C.
得点：［福岡］サロモンソン（63分）、遠野大弥（65分）

◎實好礼忠監督（京都）；
Q:試合を振り返って
「昇格争いをしているチームと戦うということで、自分たちもモチベーション高く入ろうというスタートではあったんですけれども、何かイージーミスが多くて、前にボールが入らないという状況で、福岡さんの圧力というか、睨まれてプレーが消極的になってというところが大きかったと思います。なかなか最後までボールを奪いに行けなかったですし、積極的な仕掛けというものがなかなかありませんでした。でも、いまみんな、積極的にトレーニングからやってくれているので、何とか、しっかりした形に持っていきたいです」

Q:監督がおっしゃった通り、少しボールを前に運ぶのが難しくて苦しんだ場面があったと思います。どういうふうなプレーが必要だったとお考えでしょうか？
「シンプルにボールを受ける前に準備して、前に出せるところに止めて、前のアクションに対して、そこにはしっかりとパスコースがあるので、そこに入れていかないといけないのに、全部コントロールが後ろになって、選択も後ろになって、そういうプレーが目についたところがあります。もちろん、幅を取って、後ろに下げて、相手を広げるという作業もありますけれども、それよりも前に付けられるタイミングで前に付けられなかったというシーンが多かったので、判断のところをしっかりと前に持っていって、消極的にならずにやれれば、パスコースはあるので、その辺はトライしていきたかったですね」

Q:今シーズン、アウェイで勝てない理由は一つではないと思いますが、１シーズン振り返って、アウェイの難しさというか、結果が出なかった理由を、どのように見ていらっしゃいますか？
「移動からの準備をはじめ、その辺のことはたくさんありますけれども、やはりホームの居心地の良さというか、戦いやすさということが強いというか、本当にホームでは、すごくやれる雰囲気がパワーを付けさせてくれるので、逆に、相手のホームの居心地の良さかなと今は思っています」

Q:前半からかなり重心が後ろで攻撃の形が作れなかったと思います。とはいえ、後半の20分近くまで、上位の福岡に対してアウェイで０－０という流れは決して悪くはなかったと思います。１失点目は、中は人数を懸けられているけれども、流れたところをダイレクトで撃たれた形だったので、ちょっと対応が難しかったと思いますが、２失点目を自分たちのミスから簡単に許してしまったというところが、勝てない時の悪い面が顔を出したかなという気がします。残り２試合に向けて、あの辺りをどのように修正されようと思われていますか？
「修正というか、自分たちにはたくさんできるプレーがあるので、そこを出せるように、下を向かずに。メンタルのところになってしまいますけれども、立ち位置でああで、こうでというよりも、しっかりと勇気を持つ、自信を持つ、もっとたくさんのことができる選手たちなので、その辺をしっかり、ポジティブなところにもっていけるようにしたいです」

Q:前節に勝利して、そのあとに試合間隔が空いた中で両サイドの２人を代えましたが、そこの意図を教えてください。
「まずは練習を見てというところと、福岡さんは強度の高い選手が多いので、強度の高い選手を入れました。そこで上手くいっているところも、いかなかったところもいろいろありますけれども、一応、練習のところと強度のところで決めました」

Q:リザーブのところにもジュニーニョとモッタが戻ってきましたが、そこについても聞かせていただけますか？
「練習でアグレッシブにやって、ボールを奪ってゴールまでというシーンもありましたし、アグレッシブに日々トライしていた２人でしたし、怪我から復帰して来て、ピッチの上で高いパフォーマンスを出していたので、そういう理由で入れました」