「football fukuoka」中倉一志

【無料記事】【記者会見 天皇杯3回戦 鳥栖-福岡】「いかに判定に泣かないかというところは非常に強く感じた」/長谷部茂利

天皇杯 JFA 第101回全日本サッカー選手権大会 3回戦
日時:2021年7月7日(水)19:00キックオフ
会場:駅前不動産スタジアム/5,303人
結果:サガン鳥栖 1-0 アビスパ福岡
得点:[鳥栖]樋口雄太(90+1分)

◎長谷部茂利監督(福岡);
Q:試合を振り返って
「前半は粘り強く、良く守ったと思います。ピンチもありましたが、ある意味、自分たちらしい0失点を継続することができました。ここのところ公式戦で早い時間帯に失点していたのを克服できたなというふうに思います。試合の方は、最後にああいう形で失点しましたが、私の眼にはCKに見えましたし、ファールのところは審判のジャッジが正しいと思いますし、それに対応しなければいけないと思うんですけれども、不満の残るジャッジだった、そういうふうに思います。あまりこういうことは言いたくないのですが、やっている選手、スタッフと、正しいジャッジであれば受け入れられるんですけれども、受け入れ難い、そんなジャッジでした」

Q:残念な結果ではありましたけれども、アビスパらしさも出てきましたし、一つ課題であったところも整理できてきたかなという印象もあります。
「ボールを動かすところで言うと、鳥栖さんの方がそうとう上手かったと思いますが、試合のところで言うと、接戦にどうにか持ち込んでというチームの立ち位置だと思います。またここで守備のところ、おっしゃるように、克服までは言っていませんが、結局失点していますが、そういう意味では、少し良い兆しがあるのかなというふうには感じています」

Q:ボールを持たれて厳しい時間も多かったですが、最後のところで身体を張るとか、粘るとか、戦うとか、そういったところも今日はできていたのてはないかと思います。
「そうですね。そういうところは良かったと思いますし、選手はよくやってくれたと思います」

Q:敢えて、勝つための課題を挙げるとしたら、どのようなところになりますか?
「もう少し攻撃のところでミスを少なくしていけると思うので、そこはいい時の自分たちというものを、もう少し出していけたらなと思いますし、試合の構成力のところですね。対審判にならずに試合を一生懸命にやっていき、自分たちにゲームの流れを持ってくる、いかにして持ってくるかというところ、いかに判定に泣かないかというところは、今日は非常に強く感じました」

[中倉一志=取材・構成・写真]

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