【無料記事】【選手コメント 天皇杯3回戦 鳥栖－福岡】「勝利に貢献することができて良かった」／樋口雄太／小屋松知哉

2021年07月08日 23時47分　
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天皇杯 JFA 第101回全日本サッカー選手権大会 ３回戦
日時：2021年7月7日（水）19:00キックオフ
会場：駅前不動産スタジアム／5,303人
結果：サガン鳥栖　１－０　アビスパ福岡
得点：［鳥栖］樋口雄太（90+1分）

◎樋口雄太選手（鳥栖）；
Q:まずは得点シーンを振り返っていただけますか？
「ゴールシーンだけではなくて、その前の相手との競り合いの中でゴールキックにできたことで、自分の中でチームを勢いづかせることができたかなと思いますし、その後のプレーだったので、自分のところにボールがこぼれてくると信じて走っていたら、自分のところにこぼれてきたので、冷静になってシュートを打てて、決めることができて良かったです」

Q:あのシーンは福井選手からもらったという形で良かったでしょうか？
「そうですね。（福井）太智がよく見ていてくれたので、僕はスムーズにゴールに行くことができたので感謝したいと思います」

Q:ゴールが決まった瞬間はゴール前に倒れこんでいましたが、あの瞬間の想いというものを聞かせてください。
「率直に嬉しかったですし、今日は本当に負けられない相手との試合だったので、その試合で自分がゴールを決めることができて本当に嬉しかったですし、チームの勝利に貢献することができて良かったです」

Q:今日は前半からボールを保持して積極的に攻める展開でしたが、なかなか得点が決まりませんでした。今日の攻撃面を樋口選手はどのように評価されるのかを教えてください。
「アタッキングサードの質だけだと思っていたので、そこを後半に修正しなければいけないということはミーティングでもありましたし、これまでのうちの課題でもありました。そこで今日のようなミドルも武器になってくると思いますし、試合を左右することになってくると思うので、そこの力をもっともっと付けていきたいなと思います」

Q:今日が今季４回目の福岡との対戦というところで、この試合にかけた想いというものを教えてください。
「公式戦で一度も勝てていない相手ということで、全員が勝ちに飢えていましたし、勝たなければいけないという想いが今日の結果につながったと思います。これをもっともっとリーグ戦に繋げていって、次はリーグで同じアビスパ福岡に勝つことができれば、また上に行けるのではないかと思います」

Q:ミドルシュートが武器になるとおっしゃっていましたが、あの場面は低いシュートを相手のＧＫが弾いたという形でした。低い弾道を選んだのは、意図的にピッチ状態とかを考慮した結果でしょうか？
「それまでのシュートシーンですごく力んでいて、吹かしてしまうシーンが何度かあったので、力を抜いてリラックスして打とうと思った結果が、ああいうシュートにつながったと思います」

◎小屋松知哉選手（鳥栖）；
Q:まずは今日の試合を振り返っていただけますか？
「ダービーというところで難しい試合になりましたけれども、まず勝てたことは良かったと思います」

Q:小屋松選手は今季初のトップ起用になりました。その辺りの意図を教えてください。
「（林）大地がまずいないというところと、ノリ（酒井宣福）君の機動力の中で、空いたスペースに顔を出していくというのは自分の中で意識していました。福岡自体が、そんなにアグレッシブに前から来るチームではないので、その中でアクセントになれたらいいかなと思ってプレーしていました。僕自身は、もともとＦＷの選手なので楽しくできたかなと思います」

Q:その後は後ろに下がりましたが、得点シーンは福井選手にパスを出して、それがアシストにつながってのゴールという形でしたが、あのシーンを振り返ってもらってもいいでしょうか？
「前半から押し込めてはいたので、そこからどうやって点に結び付けていくのかというところは、ずっとゲームの中で課題でしたし、僕自身は（樋口）雄太のところだったりとか、（仙頭）啓矢君のスペースだったりとか、押し込んだ中では絶対に空いてくるというのは分かっていたので、そこを（福井）太智に上手く伝えて、雄太が最後に決めてくれたのは良かったかなと思います」

Q:天皇杯４回戦進出というところで、この天皇杯にかける想いを聞かせてください。
「リーグとは違って一発勝負というところで、勝った方が強いという分かりやすいシステムになっていると思いますし、サガン鳥栖自体もタイトルを取るというところで大事にしているので、リーグとの併用というところで難しい部分もありますけれども、リーグでもまだ上を狙いつつ、天皇杯というところで、一つサガン鳥栖の価値というものを上げていけたらいいなと思います」

［中倉一志＝取材・構成・写真］