「football fukuoka」中倉一志

【無料記事】【記者会見 YBCルヴァンカッププレーオフ第1戦 福岡-鹿島】「0失点に抑えたので非常に良かった」/長谷部茂利

2022Jリーグ YBCルヴァンカップ プレーオフ第1戦
2022年6月4日(土)18:03キックオフ
会場:ベスト電器スタジアム/3,316人
結果:アビスパ福岡 1-0 鹿島アントラーズ

◎長谷部茂利監督(福岡);
Q:試合を振り返って
「良い形は少なかったのですが、ボールを取る回数が数回、また得点を1点取れたので非常に良かったと思います。守備のところは継続して積み上げているところが十分に出せた、もっともっと改善できるところはあったと思いますし、修正しなくてはいけないところもあると思いますが、0失点に抑えたので非常に良かったと思っています。来週、10分、15分経ってどのような状況になっているか分かりませんが、まず試合の始まる前の状況としては良い状況を掴んだなと思います」

Q:良い状況を掴んだとおっしゃいましたが、アビスパらしさを出せたというところと、レギュレーションを考えた場合に無失点に抑えたというのは非常に大きかったのではないでしょうか?
「おっしゃる通りです。無失点、試合にも勝てました、というところは非常に良かったです。ただ、相手が鹿島ですから、カシマスタジアムでどれだけの力を出せるのかは知っています。そういう意味では、油断するということではなくて、そこもまた戦いがあるので、あまり両手放しでは喜べないというふうに思っています」

Q:細かいところは離せないと思いますが、かなり狙いを絞っていたというか、相手の弱いところを突いていたようにも見えました。その辺りの感触はいかがでしょうか?
「弱いところはほぼ、ほぼないんですけれども、相手が強くないところを少しでも突いていこうということでした。また、自分たちの長所がもう少し出せなかったなというのがあります。もう少しパスをうまくつなぎながら、狙いとしているところを出せたらなと感じています。ただスカウティングも含めて、得点に繋がりましたから的が当たったというところもありました。これからもそういうふうにチームを先導していきたいなと思っています」

Q:非常に良い形でのゴールだったと思います。あのゴールの評価についてお願いします。
「スペースを抜ける作りと、最後のアシスト、ワンタッチでの得点、ゴールキーパーが止めるのは非常に難しかったと思いますし、相手のディフェンスにとっても難しかったと思います。ああいう形を強いチームは何度も作っていると思いますし、我々は時々なので、今日はそれがゴールにつながったというところで言うと、何回もああいうプレーができると、もっともっと得点チャンスも得点も増えるではないかと思っています。非常に良かったと思います」

Q:次戦は声出し応援の検証が行われる試合で、Jリーグに留まらず、スポーツシーンとして注目を集める試合になります。そういったことも含めて、次の試合の意気込みをお願いします。
「ファン、サポーターに後押しされて勝ち上がりを掴みたいなと思っています」

[中倉一志=取材・構成・写真]

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