【J1第22節分析】総合力で上回った鹿島。白崎凌兵と三竿健斗が出色のプレー/“外す”動きの連続で圧巻の名古屋の崩し。18歳、藤井陽也の落ち着きに驚き/ファンバステンのようだった山田直輝
毎週、火曜日にお届けするJリーグ戦術分析。今週は、J1第22節の鹿島アントラーズvs横浜F・マリノス、名古屋グランパスvs川崎フロンターレの一戦を徹底レポート。奧埜博亮(セレッソ大阪)、山田直輝(湘南ベルマーレ)、ドウグラス(清水エスパルス)のゴラッソも総ざらいします。
CFがはまらない横浜、一枚上手だった鹿島。白崎凌兵、三竿健斗が出色のプレーを披露
鹿島アントラーズと横浜F・マリノスの一戦、首位のFC東京への挑戦権を賭けた試合は鹿島が勝利しております。
鹿島のインテンシティに対して横浜FMは思うような攻撃がなかなかできず、エジガル・ジェニオの負傷欠場を埋めるセンターフォワードも不在。土居聖真のゴールがオフサイド判定になったり、扇原貴宏の退場など、いろいろありましたが、総合的に鹿島が1枚上だったかなという感想になります。
マッチアップはこんな感じ(図1)。
横浜FM得意の偽サイドバックは、鹿島のサイドハーフが少し絞れば問題なし。立ち上がりに前からハメて、ペナルティーエリア内で奪ったところから25秒でセルジーニョが先制しています。これは狙いどおりでしょうね。
(残り 2330文字/全文: 2895文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ