西部謙司 フットボール・ラボ

【J1第23節分析レポート①】首位撃破のサンフレッチェ広島はいかにして黄金時代のスタイルに回帰できたのか? 攻守どちらの流れになっても強い理由を徹底分析

毎週、火曜日にお届けするJリーグ戦術分析。今週は、J123節のFC東京vsサンフレッチェ広島、清水エスパルス対北海道コンサドーレ札幌の一戦を中心に2回に分けてレポートします。

超人的なプレーを見せた柏好文が文句なしのMOM

首位のFC東京はホームでサンフレッチェ広島に0-1で敗れ、2位・鹿島アントラーズとの差は4ポイントになりました。FC東京は次節からアウェイ8連戦という厳しい戦いに突入します。

広島は何と言っても柏好文でしょう。左のウイングバックとしてハードワークをこなしながらの決勝点、しかもチームトップの7点目です。攻守に渡って運動量が要求され、スプリントも多い中で、得点もとる。超人的な活躍と言っていいでしょう。

 広島がクラブのカラーを再生維持できているのは素晴らしい

広島は森保一監督下でJ1を制した黄金時代のスタイルに戻っていました。

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