西部謙司 フットボール・ラボ

【J1第25節分析レポート①】FC東京らしさが出た名古屋戦の2ゴール。攻守のイメージの共有でアウェイ連戦でも「通常営業」

毎週、火曜日にお届けするJリーグ戦術分析。今週は、J125節の名古屋vsFC東京、清水vs鹿島、横浜FMvsガンバ大阪を中心に3回に分けてレポートします。

2得点すればだいたい勝てるFC東京の強さ。東から永井のホットラインが脅威に

首位のFC東京はアウェイ8連戦の2試合目で勝利。代表戦中断前の2試合は1勝1分です。次戦が2位の鹿島アントラーズとの大一番となります。

金曜日のゲームだった名古屋グランパス戦は2-1、FC東京らしい勝ち方でした。ボールを支配するのは名古屋でしたが堅守で決定機を作らせず、ディエゴ・オリヴェイラのPKと高萩洋次郎のゴールで2-0とリード。83分に前田直輝に1点返されましたが、そのまま逃げ切りました。

ここまでFC東京が喫した失点は25試合で19。2失点が3試合ありますが、3失点したのは第19節の川崎フロンターレ戦(0-3)のみで、4失点以上はありません。クリーンシートは11試合もあります。だいたい2点とれば勝てるわけで、名古屋戦もそうなりました。

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