【J1第27節分析レポート① 川崎1-2神戸】なぜ川崎のプレスは終始ハマらなかったのか? 王者を上回った神戸の高いビルドアップ能力
毎週、火曜日にお届けするJリーグ戦術分析。今週は、J1第27節の川崎フロンターレvsヴィッセル神戸、湘南ベルマーレvs清水エスパルスを2回に分けてレポートします。
永井謙佑と双璧をなす古橋享梧の快速カウンター。川崎はここが踏ん張りどころ!
ヴィッセル神戸が川崎フロンターレのホームに乗り込んで2-1の勝利。強いです。
トーマス・フェルマーレンと酒井高徳の補強が非常に効果的ですね。「良い選手は買えるけれども良いチームは買えない」とよく言いますが、少なくとも勝利は投資すれば得られるということでしょうか。バルセロナ化が進んだかどうかはともかく、強化が進んだのは確かでしょう。
天皇杯で対戦したばかりとあって、互いにやりやすくもあり、やりにくくもあり。神戸の3バックのビルドアップに対して、川崎は小林悠、家長昭博、阿部浩之の3人がプレスに行き、サンペールには中村憲剛がつく形で守っていました。ただ、これだと神戸のウイングバックが結構空いちゃうんですね。
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