西部謙司 フットボール・ラボ

【J1第28節分析レポート② 広島6-2神戸】洗練されていた広島のサンペール対策とは? 舌を巻く森島司の豊富なアイデア

毎週、火曜日にお届けするJリーグ戦術分析。今週は、J128節のベガルタ仙台vs松本山雅、サンフレッチェ広島vsヴィッセル神戸を2回に分けてレポートします。

攻守に洗練!やはりJ1でもトップクラスの広島の完成度。大敗も好調維持の神戸。

スコアからすると、相当一方的な試合だったんだなと思ってしまいますが、実はそうでもないです。65分までは一進一退でした。

65分にヴィッセル神戸の大﨑玲央が得点機会阻止で退場となり、そのときのファウルで得たFKを森島司が決めてサンフレッチェ広島が3-1とします。それでも10人の神戸は田中順也が1点返して3-2にしているのですが、終盤に集中力が切れて3点を連取された結果です。

広島は森島が大活躍。とにかくアイデアがある。

(残り 842文字/全文: 1166文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ