【J1第29節分析 V神戸1-3FC東京/札幌0-1C大阪】崩れないFC東京。神戸のビルドアップを封じた策とは? 大人っぽくなったC大阪。水沼宏太の貢献度は随一。
毎週、火曜日にお届けするJリーグ戦術分析。今週は、J1第29節のヴィッセル神戸vsFC東京、北海道コンサドーレ札幌vsセレッソ大阪をレポートします。
守備に入ったときのFC東京の強さ。簡単にボールを失わず、守備も安定しているセレッソ大阪
前日の金曜日に首位の鹿島が松本山雅に引き分け、FC東京にはまだツキが残っていましたね。相手の神戸はアンドレス・イニエスタ、大﨑玲央、トーマスフェルマーレン、西大伍と主力4人が欠場。さすがにこれだけいないと神戸も厳しいものがあります。
神戸は得意のビルドアップが上手くいきません。いつものポゼッションができないのでFC東京にもけっこう攻め込まれてしまいます。そうなると守備に強みのあるチームでもないですし、大﨑とフェルマーレンがいない影響もあったでしょう。おまけにFC東京は高萩洋次郎をトップ下に起用して、セルジサンペールをマークさせました。
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