【J1第31節分析レポート② 横浜FM4-2札幌】結実したポステコグルー監督の信念とクラブの覚悟。横浜F・マリノスがチャンピオンに相応しい物語はすでにできあがっている。
今週のJリーグ分析レポートは、J1第31節の鹿島アントラーズvs川崎フロンターレ、横浜F・マリノスvs北海道コンサドーレ札幌を2回に分けてレポートします。最終節までもつれそうな優勝争いを制するのはどこになるのか?
「攻撃的に」と言いながらいつの間にか守備的になるチームが多いなか、横浜F・マリノスはなぜ信念を貫けたのか?
横浜F・マリノスが怒濤の4ゴールで北海道コンサドーレ札幌との攻め合いを制しました。FC東京、鹿島、川崎との優勝争いですが、最も勢いがあるのは横浜FMです。
2分と4分の2ゴールが効きました。いずれも札幌のミス絡みではありますが、仲川輝人、エリキ、マテウス、マルコス・ジュニオールのアタックラインが強烈です。シーズンの前半は緻密なパスワークからニアゾーンへの侵入が目立ちましたが、後半はエリキが加入して個の突破と即興的なコンビネーションがメインになりました。天野純、三好康児の移籍で攻撃陣の再編成を余儀なくされたにもかかわらず、補強も当たって上手く乗り切り、さらに勢いが出てきました。遠藤渓太も含めてアタッカーのスピードが素晴らしい。
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