【J1クラブ展望/川崎フロンターレ編】機能すればJを圧倒できる川崎の新システム。キーマンは“アンカー”田中碧。元セレソンがついに本領発揮の予感
いよいよ新シーズンの足音が聞こえてきました。西部謙司のフットボールラボでは、ひと足早くJ1クラブの新シーズンを展望。今回は若手を積極的に補強し、新システムへのモデルチェンジが噂されるなど新たなサイクルに突入している川崎フロンターレの2020シーズンを占います。
モデルチェンジのシーズンになる予感
3連覇を目指した2019年、川崎フロンターレは4位でした。中村憲剛、大島僚太など中心選手の負傷欠場もあり、力はありながらも波に乗り切れなかった印象でした。
中村はかなり重傷だったので、開幕には間に合わないようですし、キャンプでは4ー3ー3も試していてモデルチェンジ(?)の噂も。昨季はエウシーニョの穴を埋めきれなかった右SBに山根視来、ジエゴ・マテウスと即戦力を補強しましたが、他は若手選手を獲得しています。このあたりも新たなサイクル構築への布石ということなのでしょうか。
欧州で主流の4ー3ー3がJリーグで少ない理由
川崎が4ー3ー3(4ー1ー2ー3)を採用するなら興味深いですね。そもそもヨーロッパの強豪チームのメインシステムなのに、なぜJでは少ないのか。
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