西部謙司 フットボール・ラボ

世界王者を驚かせたJリーグ史に残る凸凹コンビ―森島&西澤が魅せたあうんの呼吸2000年のセレッソ大阪【Jリーグ・タイムトラベル】

いまから20年前のJリーグでは桜旋風が巻き起こっていた。セレッソ大阪の名コンビが国内外で大活躍した2000年にJリーグタイムトラベル!

群雄割拠の2000年はその後のJリーグの序曲だった?

21世紀のスタート、この年のJは新しいチームの台頭もあり、その後の毎年大混戦の前触れだったかもしれません。

ファーストステージは横浜F・マリノスの優勝。「F」がついてからは初戴冠でした。中村俊輔は年間MVPに選出されています。セカンドは常連の鹿島アントラーズ。チャンピオンシップも制しています。

ファースト、セカンドとも優勝が決まったのは最終節でした。ファーストはセレッソ大阪が15位(16チーム中)だった川崎フロンターレにまさかの敗戦。横浜FMはジェフ市原に2-0で勝利。試合終了から30分待たされて優勝が決まっています。

セカンドは鹿島と2位の柏レイソルが勝ち点1差で最終節に直接対決という“ファイナル”でしたが、鹿島がドローで逃げ切りました。

すでにジュビロ磐田と鹿島の二強時代になっていましたが、横浜FM、柏、C大阪が躍進してきた。

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