Jリーグ史に残る無慈悲なサッカー…中澤佑二、松田直樹という歴代屈指のCBコンビと規格外のストライカー久保竜彦が躍動した2003年の横浜F・マリノス【Jリーグタイムトラベル】
Jリーグ史に残るプレイヤーを擁し、憎らしいほど隙のないサッカーを見せた横浜F・マリノスの2003年。まさに破格の強さだった。2003年のJリーグにタイムトラベル!
やばすぎるDFラインと「完全にアフリカ人」なあのストライカー…情け容赦のないサッカーで築いた横浜FMの黄金時代
2002年のジュビロ磐田に次いで、横浜F・マリノスがファースト、セカンドの両ステージ制覇。チャンピオンシップは2年連続でありませんでした。
前年はセバスチャン・ラザローニ監督でファーストステージを獲りそうだったのですが結局2位。03年は岡田武史監督が就任しています。1998年フランスワールドカップ後に日本代表監督を退任、99年にコンサドーレ札幌の監督に就任。札幌をJ2からJ1に昇格させて2001年はファースト8位、セカンド14位の戦績でした。札幌を退任して1年のブランクを経ての現場復帰です。
すでに中村俊輔はレッジーナへ移籍していて、奥大介がプレーメーカーでしたね。2003年は久保竜彦、マルキーニョス、佐藤由紀彦、ユサンチョルを補強。久保とマルキーニョスの2トップが強烈でした。
前年の横浜FMはポゼッションの上手い洗練されたプレーの印象だったのですが、岡田監督になってから急に縦への力強さが加わった感じでした。2003年の完全制覇の後も、2004年ファーストステージで優勝し、チャンピオンシップでも浦和レッズをPK戦の末に破って連覇を達成しています。
堅守のイメージを決定づけたシーズン
ディフェンスラインがやばいです。
(残り 1056文字/全文: 1704文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ