4-3-3のトレンドにあえて逆行する川崎の凄み。普通に見えるけど凄い家長のクロスと普通に凄いジェジエウ【月刊「川崎フロンターレ」vol.2】
西部謙司のフットボールラボでは、これまでのレギュラーコンテンツにプラスして、毎月1つのクラブを重点的に取り上げて週1回程度のペース(月4回程度)で特集していきます。題して「マンスリー・クラブ・フォーカス(MCF)」。7月は川崎フロンターレを大特集です。特集第二回目は多摩川クラシコにフォーカスです。
多摩川ダービーで4-0という衝撃
第3節、FC東京との多摩川ダービーは衝撃の4-0でした。大島僚太の先制ゴールから、レアンドロ・ダミアン、そして長谷川竜也の2ゴール、前半で勝負を決めました。
レアンドロ・ダミアンは強烈でしたね。4ゴールすべてに絡んでいます。ボックス内での存在感を見せつけていました。2得点の長谷川もボックスへ入って行く回数が多く、得点機会が増えそうです。
山根視来はやはりフィットしていますし、家長昭博のクロスボールも相変わらず素晴らしいものがありました。
家長と山根、黄金コンビ誕生の予感。ジェジエウは川崎のキーマン
4分、右サイドの家長のクロスをレアンドロ・ダミアンがヘディングシュートしています。28分の3点目がほぼ同じようなクロスをファーサイドでレアンドロ・ダミアンが落として長谷川が決めました。
前節の2点目、長谷川のゴールも家長のクロスでした。谷口彰悟の1点目は左サイドからですが、やはり家長のクロス。かなりの確率で得点になっています。
クロスの球筋自体は特殊ではないと思います。
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