「キャラかぶってるやん」問題も浮上…ロジカルなサッカーが主流のなかガンバ大阪のカオス路線は生き残れるか?
「キャラかぶってるやん!」と突っ込みたくなる光景が復帰後3戦目のガンバ大阪の試合で浮き彫りになった。ロジックの裏付けを感じられないサッカーは、ガンバらしさの象徴でもあるが、ロジカルなサッカーが興隆を極めるなか、それが吉と出るか…。確かな地力を持つガンバの現在と未来を占ってみました。
カウンターを食らいやすいカオスサッカーの宿命。ガンバはどこに向かうべきか?
コロナ感染で長らく試合から遠ざかっていたガンバ大阪が気になりまして、第9節の柏レイソル戦を見てみました。水曜日にはサガン鳥栖戦もあり、これから延期試合を消化していくわけですが、第9節終了時点での順位はなんと18位。
まあ4試合しかやっていないので仕方ないのですが、昨季は2位ですからね。今ごろは首位争いをしている予定だったでしょうからファンはモヤモヤしているかもしれません。
柏戦は0-1でした。CKの流れから大谷秀和が決めたシュートが決勝点。柏は相変わらず江坂任のチャンスメークが素晴らしかったです。見ているものが違いますね。相手DFのちょっとした体重移動とか、すごく細かいところが見えている感じ。それでも1点しか入らないのは「オルンガ・ロス」ということでしょうか。
G大阪は復帰後の3試合目。長く公式戦がなかった影響はとくに感じませんでしたが、メンバーが固まり切っていないのかなとは思いました。
柏戦のフォーメーションは4-4-2。パトリックとレアンドロ・ペレイラの2トップです。まずこの組み合わせがどうなんだろうと。
ちょっとキャラが被りすぎてましたね。
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