西部謙司 フットボール・ラボ

相馬監督の絶妙なトッピング術。「強度マシマシ」アントラーズの強さは本物なのか?

強度マシマシ。鹿島の強さをそう評する西部氏はジロリアンなのか…? 否、鹿島の強さは本物なのか? 好調のメカニズムと前線が抱えるわずかな不安材料について考察してみた。

鹿島秘伝の「強度マシマシ」アントラーズ 

ザーゴ前監督を解任、相馬直樹新監督になった鹿島アントラーズが好調です。リーグ戦5試合では4勝1分、ACLの関係で前倒し開催となった第21節の名古屋グランパス戦も2-0で勝っています。

鹿島のストロングポイントはプレーの「強度」です。「精度」のほうも水準は高いですが、そこは川崎フロンターレなどさらにハイレベルなチームはあります。強度に関してはもともとあって、ザーゴ前監督のときもそれを生かしていこうという方向性はありました。しかし、むしろ相馬監督に代わってからのほうが発揮されている感じがします。

変化としては選手起用ですね。

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