本当に10人!? なぜマリノスは1人少ない状態でレイソルを凌駕できたのか?【Jラボ】
1人少ない柏戦で見せた真価を見れば、絶対王者の川崎フロンターレを射程圏内に捉えていると言っても過言ではない。それほどいまのマリノスは好調を維持している。なぜ1人少ない状態で相手を上回れたのか? そこから見えたマリノスの強さとは?
10人なのにポゼッションで上回ったマリノス
横浜F・マリノス、5連勝で2位です。首位の川崎フロンターレとは12ポイントの勝ち点差がありますが、試合数もまだ2試合少ない。その2試合で6ポイントとれたら川崎との差は6ポイントです。射程距離です。
アンジェ・ポステコグルー前監督の退任もなんのその、勢いを増す横浜FMの第21節をチェックしてみましょう。
柏レイソルとの第21節は2-1でした。前半は0-0、5-3-2で守備を固めてカウンターを繰り出してくる柏にやや苦戦しています。さらに33分にマルコス・ジュニオールが退場。約60分間を1人少ない状態でプレーしたことになります。にもかかわらず、後半に2ゴール。柏の反撃を1点に抑えています。ボールポゼッションは10人なのに58%と上回っていました。
マルコス退場の直後は4-4-1でセットしましたが、後半からは4-3-2に変えています。横浜FMらしい勝ちに行くぞという強気の姿勢ですね。実際、10人でやっている感じがしないから恐ろしい。
柏の強度を凌駕したマリノスの「武器」とは? 前田大然、オナイウ阿道、小池龍太が見せた可能性
76分の先制点はティーラトンからのロングパスで前田大然が抜け出して低いクロスを入れると、ファーサイドで受けたオナイウ阿道がワンタッチコントロールで切り返してDFを無力化、前田のクロスに反応していたGKも倒れていて、オナイウはほぼ無人のゴールへシュートを叩き込みました。
(残り 1061文字/全文: 1790文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ