西部謙司 フットボール・ラボ

現実路線で「退化」。ベガルタ仙台と横浜FCがはまった落とし穴とは?【Jラボ】

ともに降格圏で苦しむベガルタ仙台と横浜FCは監督交代で路線を変更したという共通点がある。その結果、どうなったのか? 両チームの戦いぶりは目先の勝ち点以上に大事なものを失ってしまっているように見える。はたして、それは何か?

トレンドに逆行したベガルタ仙台と横浜FCが手放したもの 

24節はベガルタ仙台vs横浜FCがありました。結果は0-0、仙台は18位変わらず、横浜FC20位のまま。降格圏を脱したい両チームにとって痛み分けでしたね。

このドローも含めて横浜FCは2勝2分と4戦負けなし。仙台は引き分け続きとはいえ、2試合負けていません。ただ、ここから浮上するのは簡単ではないでしょう。どちらも降格の可能性は高いと思います。

どちらも昨季から監督を代えていて、プレースタイルも変化しています。ただ、それが良い方向に変わった感じがしません。

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