ベガルタ仙台とアビスパ福岡の差って何なのか? 似たスタイルで戦力差もほぼナシ…でも「ある違い」が分けた明暗【J1残留争いを占う】
熾烈な残留争いが展開される今季のJリーグ。これから残留と降格を分けるものは何になるのか? 19位に沈む仙台と8位で残留を決めている福岡との共通点と違いに触れながらが、残留争いの行方を占いたい。
4チーム降格という鬼のようなレギュレーション
J1も残すところ3試合となりました。優勝はすでに川崎フロンターレに決まり、焦点はACL出場権と残留争いとなっております。
今季は有無を言わさず4チームが降格という鬼のようなレギュレーションです。第35節を終えた時点でのボトム4は徳島ヴォルティス、大分トリニータ、ベガルタ仙台、横浜FC。16位の清水エスパルス、15位湘南ベルマーレは勝ち点33、20位の横浜FCは27ですから数字上はここまではどうなるかわかりません。14位の柏レイソルはセーフです。徳島と10ポイント差があるので降格しません。
第35節、19位の仙台はホームに名古屋グランパスを迎えて1-1のドローでした。名古屋を相手に引き分けなら悪くない結果ですが、こういう事態ですから相手がどこでも3ポイントはとりたかったでしょう。次は湘南との対戦なので、仙台とすれば何としても引きずり下ろしたいところですね。
ボール支配率はともに低い福岡が8位で仙台が19位というミステリーを解く
仙台のフォーメーションは4-4-2。典型的な4-4-2のスタイルです。
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