今季から導入している新兵器。柳下サッカーの新たな武器となるか
金沢は今シーズンからGPSを使ってトレーニングを行っている。ただし、ここまでは公式戦もほとんど行われていないため、その成果を披露するまでには至っていない。キャンプで取材したことも含め、選手・スタッフたちのここまでの手応えなどを聞いた。
「おや?」と思ったのは1月下旬のことだった。まだ都城キャンプ取材に行くことができていなかったためクラブ公式サイトの写真を見ていたところ、選手たちがGPSをつけてトレーニングしていたのだ。
ご存知のようにサッカー界のデータ化・デジタル化の流れは目覚ましい。選手の位置、心拍数、走行距離・速度などはもちろん、ドローンを飛ばして俯瞰で映像化・データ化している例も珍しくない。J2でも早くからいろいろなデバイスを採用しているクラブもあったが、金沢では見かけなかった。
ところが、都城キャンプに映る選手たちは、おなじみの(!?)スポーツブラ様のもの(背中部分にポケベル程度の大きさのセンサーが入る)をつけているではないか。「走る」柳下サッカーに新たな武器が加わったのか……。ということで1月末のキャンプ取材で聞いてみた。
(残り 1479文字/全文: 2055文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ