FOOTBALL TODAY KANAZAWA

練習試合後の下川陽太、加藤陸次樹のコメント。試合はスコアレスドローだがwithコロナ時代初取材は完敗

6月13日、全体練習再開後初となる練習試合・岐阜戦が岐阜メモリアルセンター長良川競技場で行われた。試合は30分×4本で行われたが、公開された1・2本目はスコアレスドロー。レビューについては後日掲載予定だが、今回は試合後の選手コメントと、withコロナ時代の新しい取材の感想を少々。

 

WITHコロナ時代取材初戦完敗の理由

 

これまでのJリーグや天皇杯などの公式戦では、取材者は試合後に記者会見ルームでホーム・アウェイ両監督の取材を行い、その後ミックスゾーンという場所で選手の話を聞いていました。ただ27日のリーグ再開後は感染防止の観点から、会見はすべて非接触型のリモート取材となります。その場所はスタンドの記者席という場所。西部ならメインスタンドに向かってやや右側に設置されています。

 

今回の練習試合でも記者席でのリモート取材でしたが、初めての経験ということで困難を極めました。自宅でのZoom取材ならば通信環境が整っているため、ほぼストレスを感じることがありません。ただ今回始めて屋外でZoomをつなぐと画面がカクカクする、止まる、雑音が入るなどのトラブルが多発。加えて大雨が降るなかでの取材だったため、雨が屋根を叩きつける音もかなり響いていました。僕以外にも想定外の事態に陥っているメディアもちらほら見かけました。

 

会見中は監督や選手の話を聞きながらメモをとっていますが、一言一句すべてを書き留められるわけではありません。監督や選手の言葉を「コメント」として正確にある程度長く掲載するときのために録音をしていますが、録音したものはより一層音質が悪くなっていて、何回聞き直しても聞き取れないこともありました。西部の場合は風が強い場合があります。録音にとって風は天敵中の天敵なので、早急に対策を考えなければならないと感じました。

 

下川、加藤のリモート囲み取材

 

と、ここまでは言い訳です。今回、下川陽太選手と加藤陸次樹選手が試合後に会見に臨んでくれました。以下、コメントを掲載誌ますが、うまく聞き取れていないところは割愛しています(録音データも某所からご提供いただきました)。

 

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