これが新たな金沢なのか。練習試合・岐阜戦レビュー 北陸大サッカー部・西川周吾監督の解説を添えて
6月13日に行われた練習試合の岐阜戦。公開された1・2本目は下川陽太がボランチに入り、特別指定が発表されたばかりの杉浦力斗がトップに入るなど、ある程度テストの意味合いがうかがえるものとなった。結果は両チームともにチャンスをつくりながらも0−0のスコアレスドローに終わった。
入場もバラバラで、整列も円陣もソーシャルディスタンスをキープ。新しい時代のサッカーが垣間見えるスタートとなった。断続的に降り続く雨によりピッチは水を含んでいたが、金沢は立ち上がりからボールをつないで相手陣に攻め込む。1分、4分と立て続けにミドルシュートを放つなど、シュートの意識も高かった。
そして試合が進むにつれて金沢のイメージが従来とは少し違うように感じられるようになった。これまでなら裏に出したり、クロスを入れたりするようなタイミングでも、もう一度つくり直したり、さらに深いところまで運ぶような場面が見られたからだ。
Jリーグ中継でも解説を務める西川周吾・北陸大学サッカー部監督は、この試合を見た感想をこう話す。
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