FOOTBALL TODAY KANAZAWA

「現状を乗り越えられないとは思っていない」。コロナに立ち向かう西川圭史ゼネラルマネージャーが語った現状・戦略・サポーター、パートナー企業への思い

新型コロナウイルスの影響で、Jクラブはどこも経営的に難しい状況に直面している。ただツエーゲン金沢の西川圭史ゼネラルマネージャーも厳しい状況であることは認めながらも、その言葉は常に前向きだった。「われわれは小さいクラブだから失敗するリスクは少ない。だからとにかくチャレンジしよう」。これまで培ってきたチャレンジ精神とサポーターやスポンサーとの絆で、この難局に立ち向かう決意を示してくれた。

ーーいま、クラブが置かれている状況ついて。
「1月末までにパートナー企業さんとの契約更新をある程度終わらせていたので、2月3月まではそれなりにキャッシュは入ってきていました。多くのケースでは1月末の更新ですが、コロナがひどくなってきてからは減額やちょっと休ませてほしいなどの声も少しずつ聞こえてきました。ただ、リーマンショックよりもひどい状況なので、そこはしょうがないですね。

 

ここまでチケット収入がずっとなく、今後も平日開催が多くなります。うちは年にいくつか力を入れたイベントで1万人を目指そうなど、波をつくりながら集客するチームでした。しかし(人数制限があって)高い波をつくれないとなると、例年の構図も使えなくなり、チケット収入も厳しくなります。

 

ファンクラブについても、例年はホーム開幕戦で入会してくださる方も多かったのですが、今年はそれもできません。グッズの売上はここ数年グッと伸びてきていましたが、しばらくスタジアムでグッズ売店を出せません。それにリーグが短期間になるとユニフォームの売上も厳しくなります。ユニフォームは値段が高いので1年の初めに買って長く楽しむという性格のものですから。

 

それから収入に関しては来年のほうが厳しいんじゃないかなという気もしていて、影響は複数年にわたってあるのかなと考えています。でも、潰れない程度にはやれますし、こういった現状ですが、これを乗り越えられないとは思っていません」

 

ーーこの状況でも新スポンサーの発表がいくつかあるが?
「コロナ前に決まっていて発表のタイミングを待っていた会社さんがあったり、コロナ前にほぼ煮詰まっていたりしたケースもありました。ただ、こんな状況では『もう一回考えさせてほしい』と言われても仕方がないので、本当にありがたいです」

 

ーー「クラブ支援プラン」「エア遠征プラン」(※1)誕生の経緯は?

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