11人+αで差はあったからこそ、11人で差をつけたかった【第12節・水戸戦レビュー】
狙い通りのプレーを何度も披露
水戸戦は昨シーズンから同じような展開が続いている。昨年はホームでは66分と88分、アウェイでは63分と90+3分に失点し、逆転または勝ち越しを許している。今回も86分と90+1分に失点。試合としてはエキサイティングだっただけに、金沢にとっては悔やまれる最後の15分間だった。
金沢も水戸も75分に交代カードを切っている。水戸が最後の交代カードとして大崎航詩を入れ、金沢は2枚目のカード・窪田稜を切った。結果として水戸のカードは機能し、金沢のカードは効果を発揮しなかった。水戸は67分に松崎快が交代した時点で勢いが削がれるかと思ったが、追う展開になったということもあり、森勇人も新里涼も奥田晃也も大崎も、しっかり燃料をチャージし、チームのアクセルを踏み込んだ。
選手層、交代カードの差はあったが、それはある程度想定されたこと。75分間は悪くないプレーを続けていた。それは事実だが、そこまでで2点以上の差をつけておかなければいけなかった。
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